弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

Law&Orderからみるアメリカ、検察と被告人の知恵比べ

2012年02月22日 | Law&Order

Law&Orderをみていて面白いのは、警察や検察の仕事をきれいごととして
扱っていない、むしろ、ドロドロとした実態を示していることです。

最近の分は、特に、検察もなりふり構わずというところがあります。

被害者も含めて、とりわけ犯人、被告人は如何に罪を逃れるかです。
多くは、犯罪を犯していないというよりは、如何に有罪を逃れるかに
死力を尽くしています。

こういう場合、やはり、「目には目を」でやらなければ、犯罪の証明は
できそうにないと思われます。
やはり、社会にとって一番大事なことは「正義」です。
このあたり、マッコイは明確な使命を持っています。
その前提でのばかし合いはそれなりに面白いです。

日本でいえば、一番、注目されるのは、やはり小沢事件です。
マッコイならどうするのだろうと思いながら、
マスコミ報道等をみていますが、よくわからないですね。
特に、捜査の隠し撮りテープについては、何の問題もないのかわかりません。
また、取り調べをした検事の証言も、理解しがたいところがあります。
そういう意味では、やはり判決がどうなるのかをみるしかありません。

裁判は生き物だということです。
いろんな裁判官がいる、Law&Orderをみていると、なんと偏見に満ちた
裁判官だろうと思われるような判事の描き方ですが、
実際そういうものなんです。

だから、アメリカでは、裁判というのは、そういういい加減なところがある
との前提なんですね。
裁判だけはない、生活のあらゆる分野で、そうなんですね。
だから、いろんな場合に備えての準備があるのだと思います。

今日もまたとりとめのない話になりました。

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   今日は黄色のお花です。元気がでます。

 お花の名前を書いてくれてあります。「モカラ」というのがありました。
 消去法でいくと、黄色のお花のようです。
 よくみるお花ですが、モカラという名前は初めてでした。
 ネットで調べてみました。

   実際は花弁が肉厚な感じです。
  今日は、新しいお花の名前をひとつ覚えました。
  そして元気ももらいました。