映画「オレンジ・ランプ」を見てきました
この映画の主人公となった人のレポートは学校の授業でも書いたことがありました
その時のレポート↓↓
「ただ認知症と診断がついただけど、本人にとっては何も変わらないのに、自分では何一つ決められない生活が始まるのです」
私にはこの一文がとても心に刺さった。
それで、拒否すれば、認知症が進んだと思われ、ますます認知症の方の心を理解することから離れていく現実。
認知症の方の「尊厳」が家族にでさえ守られていない社会なんだと改めて痛感した。家族の戸惑い、不安、そして先回りという優しさ。
本人によかれと思っていることが、ご本人の生活を狭め苦しめていること、その自覚の無さ。
偏見をなくし、もっともっと認知症というものを社会全体が知るべきだと思った。
2025年には5人に1人が認知症となると言われている。表面的な寄り添いではなく、認知症の方もそうでない方も自然に暮らせる空間が必要。
そのために、私には何ができるのか、、自分の日常生活を考えさせられた。
認知症の方と接する生活の中で、私は無意識のうちに自分よがりに決めつけて接していないか、、きちんとその方を真ん中に置いたパーソン センターケアを行なっているか改めて振り返った。
当事者になるかもしれない、もしくは認知症の人を支えるかもしれない
これから、みんなが関わることでしょう
たくさんの方々に見て頂きたい作品です
誰もが持っている思いやりという小さな灯火
社会がオレンジ色になりますように