12月25日(日)に、ル・テアトル銀座で「8人の女たち」を観てきました。屋敷内で殺人事件が起こるミステリーものです。運が良くて、最前列のチケットが取れたので、目の前で演技をする女優さん(わずか2~3m)に、最初から最後まで目が釘付けでした。
たまたま観劇の2日前に、wowowで舞台の生中継と映画版の放送がありましたが、あえて見なかったので、「犯人が誰なのか?」を知らずに、純粋にストーリーも楽しむことができました。^^
舞台が始まる前は、パンフレットやポスターを見て、
(´-`).。oO「きっと犯人は、大地真央さんか浅野温子さんだな。金田一耕助の映画も、だいたい格上の女優さんが犯人だったし。」
と勝手に思っていたので、最後のどんでん返しにビックリして、背筋がゾクゾクッとしました。^^;
芝居は素人ですが、各々の女優さんの印象を書きますと、
大地真央さん…とても綺麗でした。涙をポロポロと流す場面に「女優さんって凄いな。」と思いました。あと、セリフの言い回しで観客を笑わせるのが上手いと思いました。
荻野目慶子さん…妖艶なイメージを持っていましたが、完全にオバちゃんの役だったので、時代の流れ?を感じました。舞台の序盤を引っ張っていたのは、確実に荻野目慶子さんの芝居でした。
浅野温子さん…「抱きしめたい!」や「あぶない刑事」を見ていた世代なので、単純に「おぉ。浅野温子だ。」と思いました(笑)。真っ赤な衣装がとてもセクシーでした。
戸田恵子さん…「アンパンマンの人だ。」って感激しました(リスペクト)。イメージよりも小柄で線が細くてビックリしました。隣りの座席のおばさんもビックリしていました。大地真央さんと一緒で、セリフの言い回しで観客を笑わせるのが上手いと思いました。
マイコさん…凛とした演技は、とても初舞台とは思えませんでした。隣りの座席のおばさんも「初めてとは思えない。」と言っていました。
牧瀬里穂さん…明るいイメージがあったけど、舞台では妖艶な色っぽい女性を演じていました。胸元がとてもセクシーでした。
加賀まりこさん…命令口調のセリフは貫禄充分でした。堂々とした演技は流石ですが、2回ほどセリフを噛んだ?ような気がしました。
南沢奈央さん…最後に物語上の大役を任されていましたが、堂々とこなしていました。声が魅力的で、声質が舞台向きだと思いました。他の出演作品が気になりました。
…
最後のカーテンコールは3回でした。3回目のときが一番拍手が大きくて、観客全員がスタンディングオベーションでした。とても良い舞台でした。
家に帰ってからすぐに、録画しておいた舞台版と映画版(フランス)の「8人の女たち」を見ましたが、やっぱりストーリーを知らない状態で見た舞台版の方が面白かったです。
↓ 映画版(フランス)
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明日は、新国立劇場で「寿歌」を観てきます。
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