昨日、新潟テルサで「ミュージカル/ブラック・ジャック」を観劇してきました。^^
主演がトニセンの坂本昌行さんで、さらに平日の昼間ということで、観客の98%?が女性でした。(ほとんどが坂本さんのファン!?)
たぶん私みたいに、手塚先生の「ブラック・ジャック」の新書版・文庫版・新装版を持っていて、封印回の第28話「指」も第58話「快楽の座」も国会図書館の複写サービスで読んでいて(第41話「植物人間」は初期4巻を持っていて)、全242話を読んでるファンは、なかなかいなかったと思います。
ミュージカル版の「ブラック・ジャック」は、オリジナルのストーリーで、上演時間は2時間20分でした。(途中20分休憩あり)
ストーリーは、「映画撮影中の女優が病気で倒れて、ブラックジャックは現地へ行って正体不明のウィルスを調べて、ドクターキリコは安楽死の選択肢も与えて…」というもので、読んだことがあるような話しを3つくらい足して、3で割らないような話しでした。(意外な展開はない。)
ミュージカルで歌もあるので、ストーリーが間延びするのは仕方ないですが、もし、手塚先生なら、1話(19ページ)5分で読めるマンガにまとめられると思います。
一番の収穫は、HKT48およびIZ*ONEの元メンバーの矢吹奈子さんがピノコ役にピッタリで、顔も体も発声も、ピノコに合ってました。「ブラック・ジャック」は演劇をやろうと思えば永遠にできると思うので、矢吹奈子さんは一生、ピノコ役ができると思いました。
あと、映画女優役の大空ゆうひさん(初めて見た)が、AKB48のエース・小栗有以さんと、乃木坂46の元メンバーの秋元真夏さんを足して2で割ったようなビジュアルでした。
最後に、舞台終演後のカーテンコールが6回もあって、ビックリしました!!!Σ( ̄□ ̄;
私は、演劇に100回以上行ってますが、カーテンコールは2~3回が多くて、たまに4回なので、6回は初めてかも知れません!?
(たぶん観客席の多くが、坂本昌行さんのファンで、もちろん坂本さんの演技や歌が良かったからだと思います。4回目からはスタンディングオベーションでした。)