真南風ふけば~♪

沖縄本島北谷にあるダイビングショップ『BIG DOG沖縄』は、少人数でのんびりダイビングが好きな方にピッタリ!

島唄 登川誠仁伝

2006-08-12 | 沖縄の本
森田純一:著  荒地出版社

戦前の沖縄では、舞踊や唄三線をするような人はまともな人間として扱われず、遊び人か身分が低い者がすることだと言われ、人目をはばかりながら稽古をしたそうです。戦後は、アメリカ軍施設からさまざまな物資を調達する「戦果アギヤー」として暗躍し、黒人大尉のもとでハウスボーイとして働いた誠小(セーグァー)さん。今は沖縄民謡会の重鎮であり、琉球民謡協会の名誉会長、登川流の宗家でもあります。

放埓でテーゲーでいながら、几帳面で勉強家で努力家。優しくおおらかでいながら、厳しく激しい。基本に忠実でいながら、その場主義。そして暖かく冷たい。その相反する要素を全て統合し、そして飄々と生きている。それが自然に顕れるところがセー小さんの唄の魅力なのでしょう。



屋外で聞くときが、最も素晴らしく聞こえる三線の音。
りっかりっか!三線を持って、海辺に行きましょう。
(沖縄言葉で、“りっかりっか”は“行こう行こう”とか“Let's”の意味です)



アッチャメー小 ムービー



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3 コメント

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遊び人 (沖縄のヒロシ)
2006-08-12 20:24:03
当時の沖縄では芸人はアシバー(遊び人)としてみなされていたワケです。



汗水垂らして働くことがまともであって芸人は職業ではないと思われていた時代ですから今とは比べようがないですね。
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沖縄のヒロシさんへ (gangaze)
2006-08-15 07:01:13
そういう、いろいろな経験をすることが、深い唄に繋がっていくのでしょうね。辛い思いをしなければ、よい唄者にはなれないのかな。そう考えると、歌手になるのも大変ですね。
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いつも、 (sperry)
2006-08-15 10:18:49
一度外に三線持ち出して弾いてみたいと

思っているのですが、なかなか勇気がでなくて^_^;

外で弾くほうがぜったい音色はキレイだとは

思うのですが・・
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