Fare la siesta

ファーレ・ラ・シエスタ~イタリア語で〝昼寝する〟
午後のひととき☆ゆったりと過ごしたいですね

tutelare

2007-02-11 | わが街・となり街
トゥッテッラーレ
「守る」

小春日和の日曜日

初物の新じゃがを、ルンルンさん見習い
東を向いて笑いながら・・・と話していたにもかかわらず
気がついたら、パクパクと食べてしまっていた



相変わらず、腰の具合は悪い・・・
かといって、家にひきこもっていては
なおさら、身体によくない・・・
裏山ぐらいなら・・・と散歩に向かう



先週はまだつぼみだった椿もこの通りたくさん花が咲いた



緩やかな坂を登ると〝郷土資料館〟が現れる
大正元年に建築され、徳川家十六代家達氏(元貴族院議員)が
別荘として愛用した建物
木造平屋建てのかわらぶきで、190.77平方メートル
建物そのものが、ひとつの文化財だ

室内には、逗子市にゆかりのある文学者の作品資料、
歴史資料、文化財資料、民俗資料などが展示されている


窓からは、江ノ島、富士山を望むこの絶景


奥に見えるのは、家達氏が孫の家英氏の為に
大正五年に増築した離れ(別館)

庭で、草木の手入れをする男性・・・もしや、と思い
お声をかけると、やっぱり!よっしゃさんでした

河津桜もこの通り、五分咲き
よっしゃさんによると、河津(伊豆)はまだ三分咲きらしい・・・
逗子のほうが、暖かいのかな?



白梅と河津桜・・・見ごろです
先週来たときは、白梅しか気がつきませんでした



桃の木はだいぶ蕾がぷっくりとしてきました
「あと2~3週間、やっぱり3月に入った頃かな」とよっしゃさん
お雛様のころですね、桃は!



よっしゃさんご自身が撮った写真を見せていただいたり
台湾リス(最近、我が家の裏道にも出没しています)に
剥がされた樹を教えていただいたり・・・
本当に、驚くほどたくさんの種類の草花が生息している

敷地も広いし、大変ですね・・・と申し上げたところ
楽しんでやってますよ~と、ニッコリ
お仕事中、お邪魔しました!

よっしゃさんのような方がいらっしゃるから
この山も草も花も、見るものに感動を与えるのだ
四季の変化を、いつも感じさせてくれる処です

郷土資料館
逗子市桜山8-2275
TEL:046-871-1741
9:00~16:00
(月曜日休館/月曜日が祝日にあたる場合はその翌日)
大人100円/小人(小・中学生)50円(土曜日は無料)
富士見橋バス停下車、徒歩8分

*資料館内に入らない場合は、無料です

渚橋に向かう道と反対方向へ歩く、わんさん
廃墟となった洋館が目に留まる
かなり広いお屋敷だったのだろう・・・



だいぶ傷んでいるが、宝くじが当たったら
こんな洒落た家もいいなぁ・・・と、勝手に想像する

こっちでいいの?・・・細い道を抜けると、長柄トンネル出口



車だとよく通る道だが、トンネル脇に神社があるとは!
まだまだ知らないところがたくさんあるなぁ・・・

石段の清掃をするおじさんと挨拶し、奥へ



田越神明社は
貼紙を見ると、300年以上の歴史があるようだ

〝元禄十六年〟と刻まれているよ、と
先程のおじさんが鳥居に刻まれた文字のことを教えてくれた
300年この神社を守り続けている氏子さんのお一人?

細い山道を少し登ると、そこにも祠があるという
腰の具合がよくなったら・・・ということで、今日はここまで

歴史や文化、自然を守るということは
容易いことではない
今日出会った二人の紳士に敬意を表したい

byがん


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