案の定

消費増税を前に、やたら買いだめという文字の躍ったチラシが続けざまに入るこのごろ。

先日、ニュースを見てて笑ったことがある。
東京のデパートで御夫婦揃って両手にいっぱいになるほどの買い物をされていた。　合計金額27000円ちょっとだったと思う。
それをご丁寧にリポーターが、3％上がる後と比較してどれだけお得になったのか計算したら、なんと27000円も買っているのに、770円ほどしかお得にならない、という結果が出て、それをまたその買い物客に告げたら、奥さまの方が、えっ？　たったの770円・・・って驚いていた。

だからね、どんなに買ったところでせいぜい数百円のことでしょ、って思っていたのはあ・た・り（笑）

その奥さま、二人分の交通費の方が高くついたって。。。

買いだめを誘発するチラシがあるかと思えば、今頃になってテレビで、ティッシュやトイレットペーパーの類は増税後の特売品扱いになる確率が高いから、慌てて買わない方がいい、とか、支払いを現金でせずに電子マネーにしたほうがポイントも溜まってお得、とか経済アナリストに解説させて増税対抗措置というか、対処法なんかを教えている。
もっと早くにやれ、っちゅうの

以前もそうだったし、エコ減税？があった時も、どうしても安い時に買いだめに走って、増税後はどかんと売りあげが落ち込むからって、なんちゃら還元セール、ポイント5倍セール、なんていうのがすぐさま実施されて、小売店側の売り上げダウンに歯止めをかける動きもでた。

だから我が家はもともと余分に買いだめ出来るほどの余裕もないのと置き場に困るっていうのもあって、ほんとに少しだけにとどめていたら、ここにきて、、、やっぱり予想通りのことが起こった。
いつも行くスーパーで、4月から使える5％特別割引、という名のクーポン券が出るようになった。
この店はいつだったかも記事にしたように、時々、どういうタイミングか分からないけれどレジでおつりとともにクーポンが発券されることがある。
それが・・・洗剤を買ったらそれと同じ洗剤が次は100円引きとか、オリゴ糖を買ったら次は50円引きとか、どういうわけか同じ商品の次回割引券ってのが多くて、
いやいや、、、クーポンの有効期限内に同じもの要らないし、と思うような妙な出し方でこれ使えないわぁ。。って思っていたの。

ところが、いま発券されるのは来月からの5％オフクーポンで、特定商品じゃないからすごく助かる（笑）

結局、こんな具合の割引券なんかも出てきて、モノがなくなるならともかく、そうじゃないんだからあんまり必死に買いだめするよりやっぱり最終は現金を持ってた方が勝ちよね、なんて、、、そんなふうに感じる。

一円玉を必死で作ってるらしいけど、電子マネーになってきたらそれも要らなくない？？って、お上のやることにケチつけてみる（笑）