ホノカアボーイ

ホノカアボーイ - goo 映画

春休みなので、チケットカウンターがいっぱいになると思いネット予約したら、なんとプレミアムスクリーンでの上映で、ちょっと得した楽母です（笑）
あのですね、これは何と言ったらいいんでしょ。

淡々と、淡々とした映画なんですよ。
未だに私の中では邦画№1になっている『かもめ食堂』みたいな。
特別ドラマチックな事が起きるわけでもないし、どろどろの人間関係があるわけじゃないし。

でも、最後に涙が流れた事は告白しときます。

主演のレオ君、男前です（笑）←そこ大事でしょ？？
で、ビーさん役の倍賞千恵子さんがまた良くってね。
私・・・冷や汗ものでしたの。
この映画はひとりで見るものですね。
間違っても年下ボーイフレンドさんとは一緒に行ってはいけませんよ（爆）
もう、プレミアムスクリーンの席でも居心地悪いのは保障しときます。

いえ、多分。

歳を重ねても、男も女も瑞々しい気持ちでいられるのって素敵だと思う反面、私はやっぱり枯れちゃったほうが楽に生きられるのか、とも思ったり。
キーワードは『月の虹』
そんな物が果たして本当に見られるものなのか、映画用に作られたものなのか分かりませんけれど、雨上がりとか月光の強さなんかで、夜にも虹が見られるという。
それは奇跡を起こす前触れ。願い事が叶うと言う。

月の光の好きな誰かさんなら、知ってるのかもしれませんけれどね。
人は誰かと出会うために生きている。だったかな？　最初に字幕が出るんですけど。テーマはこれだったのでしょう。

これは好き嫌いが分かれるだろうな、と思った一本。