しば漬けもどき

さしす梅干しの考案者、横山タカ子さんは美味しいすし酢を作りたくて砂糖と塩と酢に梅を漬けて風味の良い調味酢を考えたのだとか。

確かに、梅の香りをまとった調味酢は、すし酢に向いていると思う。
酢の物にするにはちょっとばかし酸っぱすぎたり、しょっぱいように感じるので、酢の物にはさし酢にかんたん酢を足して使っている。

毎年、赤紫蘇入りの一般的な梅干しも漬けて、梅を干した後に残った赤梅酢は生姜を漬けて紅生姜にしたり、夏野菜を刻んでしば漬けもどきを作ったりしている。
今年もナスやキュウリがたくさん出回ってきたので、ぬか漬けだけじゃなくてしば漬けもどきも作りたくて刻んでいて、、、ふっと思い立ったのが『さし酢』を使ったらいいんじゃない？ってこと。

赤梅酢も去年のがまだ少しばかり残っているので、色付け程度に加えて（砂糖も足した）メインは『さし酢』にしてみた。

きゅうりが1本、茄子が2個、それに四つ割りの茗荷と生姜を刻んで軽く塩をしてからぎゅっと絞ってビニール袋に入れ、さし酢と砂糖少々を加えた赤梅酢を注いだ。
さし酢の分量や赤梅酢の分量は適当（笑）
別にこれでなきゃ、ってこともないでしょ。

思っていた以上に美味しいしば漬けもどきが出来上がってホクホク。