
居眠り磐音 31 更衣ノ鷹 上 佐伯泰英著 文春文庫 2020年 6月10日
32 〃 下 〃
サブタイトルを変えて月に2冊ずつ出版される決定版居眠り磐音シリーズ。
今月は珍しく同じタイトルで上下2冊の発行でした。
いつもとても読みやすくてぐいぐい引き込まれるように読むんですが、今月は・・・ 特に下巻・・・読み進むのが辛かったです。
老中田沼意次との暗闘に破れて次期将軍として磐音らが期待していた英邁な家基が毒殺され、家基派であった磐音らも尚武館を追われる。
佐々木道場の歴代主が秘密裏に行ってきたものを磐音の義父玲圓が当主となった磐音に託す。
そのあたりからなんとなく予見できたことながら、尚武館を明け渡す期日ぎりぎりで、玲圓と妻おえいが自害して果てる。
うわー。
磐音とおこんは、著者もあとがきで記すように物語最大の挫折を味わうことになった。
坂崎磐音時代にも親友を上意討ちしたり、許嫁の奈緒と別れたり、なかなかに大変な道を歩いていた磐音。
佐々木道場の後継となり、おこんとの結婚もありこれから・・・という時に、田沼に敗けた。
政に長けた田沼に、剣術家は及ばないのか?? 来月刊行を楽しみに待ちたい。
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サブタイトルを変えて月に2冊ずつ出版される決定版居眠り磐音シリーズ。
今月は珍しく同じタイトルで上下2冊の発行でした。
いつもとても読みやすくてぐいぐい引き込まれるように読むんですが、今月は・・・ 特に下巻・・・読み進むのが辛かったです。
老中田沼意次との暗闘に破れて次期将軍として磐音らが期待していた英邁な家基が毒殺され、家基派であった磐音らも尚武館を追われる。
佐々木道場の歴代主が秘密裏に行ってきたものを磐音の義父玲圓が当主となった磐音に託す。
そのあたりからなんとなく予見できたことながら、尚武館を明け渡す期日ぎりぎりで、玲圓と妻おえいが自害して果てる。
うわー。
磐音とおこんは、著者もあとがきで記すように物語最大の挫折を味わうことになった。
坂崎磐音時代にも親友を上意討ちしたり、許嫁の奈緒と別れたり、なかなかに大変な道を歩いていた磐音。
佐々木道場の後継となり、おこんとの結婚もありこれから・・・という時に、田沼に敗けた。
政に長けた田沼に、剣術家は及ばないのか?? 来月刊行を楽しみに待ちたい。
いままでの中途半端な本を完読できるように心がけることにしょう!!
とっつきの悪い本ってありますよね。
面白いところに行くまでが長すぎていやになる(笑)
今まで、2~3冊、これは無理っ!と思って読了しないまま処分したものがあります。
最近は、ライトなものばっかりなので読めちゃいます。