
息子がうつ病だと診断されて暫くして、私もうつっぽくなったんです。
だってね、目の前にいい若者がどんよりどんよりして横たわっているんですよ。
なんかこう・・・覇気のないどよ~んとした塊??がのらくらしてて、私自身もネガティブ人間だから、息子が治るというよりは、このまま一生治らなくて、ずっとこんなまま仕事もせずに(できずに)親がかりで生きてくんじゃないかしら、なんて思うわけ。
昔々、障害を持った子供を看ていた親が、自分たちが老いてきた時、自分らが死んだらいったいこの子はどうなるんだろう?と悲観して、
子供を殺して、心中した、なんていう哀れなんだけど気持ちは分かります、的な事件が何度もありました。
私もね、そこまで考えちゃう。
で、そんな話をしていたら知り合いの娘さんが(看護師)自分の勤めている病院のDrに、ご近所で悩んでる人がいると言って、、、そこのDrが、『そのお母さんにこの本を教えてあげなさい』と勧めてくれたのが、映画の原作にもなった漫画。
国営放送のドラマにもなりましたよね。 紀香さんと原田泰三さんで。
泰三さんもお笑いの人だけど、体重も落として役作りに励まれた? すばらしい出来栄えだと思ってましたが、堺雅人さんも、いかにも鬱病みたいで(笑)良かったです。
奥さん役の宮崎あおいさんが、確か、“神様のカルテ”でもハルさん、と呼ばれていたんじゃないかな?なんて思いつつ。
私、大泣きしました。
というのも、息子が辛かった時に、もっともっと優しくしてやることができたんじゃないか、なんてね猛省したわけです。
息子も、本当に症状のひどかった時を抜けると、今よく言われている『新型うつ』の状態で、好きな事はできるんですよ。 でも、自分の嫌いな事とか、働かなきゃいけない、ってな事になると全然動かないでどんよりする。
私にはそれが病気というよりただの怠けにしか映らない。
そんなこんなで、せっかくDrが勧めてくれた本ではあっても、理解はするが感情がついてこない、という有様で、きっと息子には鬼ババに感じられたんだろうな~って。
劇場でも、泣いてる人、洟をすすっている人(笑)がいたんですよ。
多分、ご自分なりお身内にうつ病が出たんだろうな、って思いました。
母は、反省しております。
が。
多分、反省だけです(笑)
そうそう、いいところでいい具合にクラシックの名曲が流れます。
非常~~に癒されます。
ウチのパラ娘も20年近くの引きこもり中にはウツも発症していて…精神のバランスが崩れている時はあれもこれも同時に病んでいるみたい。
つい2年ほど前までは家庭内暴力にも、外に出ないことにも、ただただ本人の甘えとしか取れませんでした。
結婚もしないで年取ったらどうする?
年金も無いし(まともに働いてないもん)…。
遊んで暮らせるほど残してやれないし…。
2年近く前にネット上で引きこもりの専門機関(厚生省の管轄)見つけて、そこで「決して甘えではないかもしれませんよ!」ってアドバイス受けて、心療内科に行くことを何とか説得…。
2軒目でとても相性の合う女医さんに出会えました。
気持ちを何でも話せて徐々に良くなって来ているところへ…ワンちゃんの登場!
先生にもアニマルセラピーを勧められていたけれどなかなか踏み出せませんでした。
弟のワンちゃん2匹を預かることになって娘の強迫性障害がみるみる良くなってきました。
先生も今さらながらアニマルセラピーの力にビックリ♪
ウンチ食べた口で顔中舐められても「可愛いししゃ~ない、許したげる」なんて…。
毎日散歩にも1時間外出…今までは外に出るのは何週間も前から準備(心と諸々)しないと駄目やったのがお化粧もしないで飛び出せるようになって…。
お勤めはいまだ出来ないけど外出できるようになったことだけでも目を見張る出来事!
そう解釈しながらも鬼母はいまだに甘えがあるのではと疑心暗鬼???
頭で理解しているつもりでも、感情も疑問も拭えない鬼母で…ありんす!
ツレうつ、とその後のツレうつと、2冊揃えました。この奥さんは強いな~って思ってました。 ほんとはこんなに明るい漫画に出来るほど、家族も精神的にふっきれないし。 やっぱり悪い方、悪い方へと考えてるしね。 再就職できた今でも朝に機嫌が悪くて溜息ばっかついてる息子をみると、またダメになるんじゃないかって実は戦々恐々としてるんだよね。
なんでもっと早くおちゃこさんとこの話をできなかったのかって思ってます。
おちゃこさんはケセラセラっていつも言ってたけど、やっぱり精神的にしんどかった時だって多かった筈。
息子の病気のひどい時は、息子が可哀そうなんだけど、私も世界中の不幸を背負ってるぐらい切羽詰まったこともあってね。 しばらくは包丁や紐の類も隠した方がいいのか?なんて思ったり。
電車でも一緒に乗らないとキョドる(笑)
ただ、どうなの?? 私だって親の都合で勝手にどんどん転校もさせられたし転校先でいじめにもあったり、職場でもパワハラの憂き目にあったけど、病気にまでならなかったから、どうしても甘えとしか思えないのよね。 なんでこんなにひ弱なんだ!!って。
でも、それは私の育て方が悪かったんじゃないか!!って、いろいろ思い悩んだりもして。
思い悩みながらも私は息子の日常にものすごくイラついてたし、ストレスがたまって鬼母だったんだよね~。 勿論、今でもだけど(笑)
いろいろと言っても他人事の域を出ないのかも、なんてことも思います。自分の身近に起きて初めて苦悩する、介護のように。
ただ、精神科医さんというのも、様々っていうことは頭に入れておくべきかな
とは思っています、今後のために。
特に、精神的な病はちょっとばかり厄介そうですね。。。
うちの妹は、娘が不登校になったとき、やっぱり一緒に死のうと思った時期があったと言っていました。
今は、大学生になったその子は、あの頃がウソみたいに明るく元気です♪
ものすごいパワフルな人でも、なります。
自分に対して規律を作っていたり理想像を描いている人が、なりやすいように思えます。
頭のいい人もなります。
症状として面白いのは、
「おしりから、なまこが出てくる」
「いつも鉛のスーツを着ているように自分の皮膚感覚でない」
など。
上記例は、別人です。
ウツに共通するのは、極端に自信がなくなることのようです。
そして、看病する人にも、いつのまにか移ることです。
楽母さんは、なりそうもないですね! ヒヒッ
私は未だに、うつ病と、、、プチうつというか、我々だった気が滅入ったり凹んだりすることってあるじゃないですか、、、その境目が分からないんですよ。
怪我のように外からはっきりした症状が見えたり、回復過程が見てとれるものではないのでただの怠け病に見えてしまうんです。で、それが一番いけないと知っていても長くなるとイライラしました。
映画に出てくるDrはとても良いDrに思えました。こっちにもちゃんと治して社会復帰させるまでが病院の務め、と言っているところがあります。
そうそう、ツレでなくとも身内に病人が出たりするといっぺんにこっちの環境も変わってくるしね。
私もなんでうちの息子なんだろう、って世間を恨んだり、息子を追い込んだ会社を呪ったり、、、いろいろ、、、未だにふっきれてませんけどね。 昨日みたいに好きなライブとか行ってる息子はあの当時が嘘のようでした。
そうですね。 ほんとに自分なんていてもいなくてもどうでもいいや、って思ってしまうようです。 劇中に、あおいちゃん扮する晴子さんが大好きな骨董のガラス瓶を買うシーンがあって、骨董屋の店主に、ただのガラス瓶だけど割れないで(ここに)あるって事が大事なんだよ、と言われる所があるんです。
それって、すごく深い台詞だと思いました。 私はね、これでものすごく傷つきやすいのよ(笑) 割れないまでもヒビだらけってとこ。