沢木冬吾 著 角川文庫 平成26年12月15日 第5版
約束の森 というタイトルだとなんとな~くロマンティックっぽいけど、全く違うよ。
時々、私が面白かった!という作品の中には、『楽母さんは男やな』と言われる類のものがある。
それは、羊たちの沈黙、みたいなちょっとキショイものだったり、ドンパチが出てくるものだったりするわけだけど。
これも、ワケありの登場人物と、警察だの公安だの特殊部隊だのが出てきてそこにプラス猟奇的なものも加わるので、確かに女性にはあんまり受けないだろうと思う。
ま、私の中のおっさん部分がわくわく読み進ますのだと思う。
舞台も、田舎町の広大な敷地に立つ『モウテル』と呼ばれる宿泊施設だし。
そこに1頭のドーベルマンも出てくるし。
また、このドーベルマンがすごいのよ。
もともと血統書つきの訓練された犬なのに、このモウテルの宿泊客に置き去りにされていい加減な扱いをされていたものだから人間不信に陥ってるし、ろくに運動もさせてもらってないわ、餌も不十分だわってので、排泄物まみれの汚い犬と化している。
それが最後には奇跡の犬、になるんだよ。
もうね、そのドーベルマンの変わり様と、主な登場人物らの関係性の変わり様と相まって、涙なしには読めない感じ。
すっごい銃撃シーンもあるし、その描写を追ってると、映画を見ているように光景が浮かび上がるの。
頭の中で映画化した時のキャスティング考えるの好きなんだよね(笑)
隼人だけは決まった。 松坂桃李だ(笑)
ってな感じで、あまり女の人好みの作品ではないと思うので、男性の方、ぜひ。
そういえば、イニシエーションラブが映画化されるそうだけど、あれって、映画化難しくない??
約束の森 というタイトルだとなんとな~くロマンティックっぽいけど、全く違うよ。
時々、私が面白かった!という作品の中には、『楽母さんは男やな』と言われる類のものがある。
それは、羊たちの沈黙、みたいなちょっとキショイものだったり、ドンパチが出てくるものだったりするわけだけど。
これも、ワケありの登場人物と、警察だの公安だの特殊部隊だのが出てきてそこにプラス猟奇的なものも加わるので、確かに女性にはあんまり受けないだろうと思う。
ま、私の中のおっさん部分がわくわく読み進ますのだと思う。
舞台も、田舎町の広大な敷地に立つ『モウテル』と呼ばれる宿泊施設だし。
そこに1頭のドーベルマンも出てくるし。
また、このドーベルマンがすごいのよ。
もともと血統書つきの訓練された犬なのに、このモウテルの宿泊客に置き去りにされていい加減な扱いをされていたものだから人間不信に陥ってるし、ろくに運動もさせてもらってないわ、餌も不十分だわってので、排泄物まみれの汚い犬と化している。
それが最後には奇跡の犬、になるんだよ。
もうね、そのドーベルマンの変わり様と、主な登場人物らの関係性の変わり様と相まって、涙なしには読めない感じ。
すっごい銃撃シーンもあるし、その描写を追ってると、映画を見ているように光景が浮かび上がるの。
頭の中で映画化した時のキャスティング考えるの好きなんだよね(笑)
隼人だけは決まった。 松坂桃李だ(笑)
ってな感じで、あまり女の人好みの作品ではないと思うので、男性の方、ぜひ。
そういえば、イニシエーションラブが映画化されるそうだけど、あれって、映画化難しくない??
老眼になってから遅々として進まない読書にうんざりすることが多い私には楽母さんの読書量にはいつも感心しています。自分の趣味に合いそうな本の紹介だと参考にさせてもらっています。
ラブロマンスは苦手だなぁ。
特に不倫ものとか、やたらドロドロしてるのは読んでるうちに『うざい!』って思うようになってきました。
ラブコメだとまだマシ。
先日亡くなった宮尾登美子さんの作品も、とっかかりが悪くてねぇ。。。最初で挫折しそうになったの数多い(笑)
この約束の森、は映像が浮かぶんですよ(笑)
本でありながら活劇ふう。
読書量って絶賛激減中ですよ。 昔は年間300冊ぐらい読んでたこともあります。 どんだけ引き籠っていたのやら
壁ドンより おいどんやな
以上素直な ご意見でした。
素直なご意見ありがと。
当たってるだけに反論のしようもござんせん。