goo blog サービス終了のお知らせ 

エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

黒猫の小夜曲

2018-01-21 08:22:34 | 
知念実希人 著  光文社文庫   2018年1月20日 初版

黒猫のクロ。 実は死神。
成仏できずに(クロいわく『我が主様』のところに行けなくなっている)地縛霊の持つ未練を解消するために黒猫の姿になって人間界に遣わされている。

ふわふわと漂う地縛霊のその『未練』を解き明かしているうちに、ひとつひとつがバラバラだと思っていた事柄がひとつに集約されていく。

楽母さんお得意の(笑) キャラミスもの。
最近、ほんとダメだ。
アニメを見ているようなライトな感覚で読めるミステリーしか頭が受け付けなくなっている(笑)
本格ミステリーなんざ、もう一生理解できないんじゃないかと思うほど。

私のブログに目を留めてくれる若い人も少ないとは思うけれど、もしいたらね。。。
若いうちにしっかり本格ミステリーを読んでおくことをお勧めする。

歳をとってくると目も悪くなってくるし、第一根気がなくなるからね、本格ミステリーって無理になってくるよ。
で、こういうキャラものミステリーや、ライトなものしか手が伸びなくなるから。。。

なんて、ほんまか?(笑)
単に知的レベルの問題じゃないか?という頭に浮かぶうっすらした疑問はあえて封じる。

いやぁ、しかし、キャラミスだからといってバカにしたもんじゃないよ。 これもがんがん泣いたし、この作品の前の、『優しい死神の飼い方』というのもぜひ読みたくなった。
本屋行って来よう!

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ライブビューイング | トップ | ガーデナーley »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
同感… ()
2018-01-21 08:59:27
私もね、重たいものが持てない、じゃなくて読めない。テレビドラマもそう。
辛いんだよね、辛い場面とか苦しいストーリーとか、観たくなくなる、読みたくなくなる、
もうさ、そんな体験したくない…って感じ。大した経験してないけどね。
Happyでのんびり愉快ワクワク、ほんわか、出来るものがいい。この文庫本も詠ませていただきます~
返信する
こんにちは (楽母)
2018-01-21 13:51:45
縁さん
そうそう、ドラマも観ているうちにしんどくなるのがありますよね。 そういうのは絶対に無理です。
ハートウォーミング系が好き♪
これは、病院での待ち時間とか、ちょっとした空き時間に気軽に読めます。この前の作品は死神が犬のようです。 きっとお気に召すと思います。
返信する
ほいほい (ポンチ姫)
2018-01-21 16:16:26
ドラマは、笑えるのか、刑事、弁護士物の、水戸黄門の印籠みたいなのを、好みます。本も、結局サクサクと読んでしまうのは、読みやすいもね
返信する
おはようございます (楽母)
2018-01-22 07:52:14
姫ちゃん
今期珍しく2つのドラマ見てます。
石原さとみちゃんの『アンナチュラル』というのと松潤の『99.9』というのと。
ま、いつまで続くかわかりませんが(笑)
本は難しいのはだめだ。
返信する

コメントを投稿