昨日は、がぶつかい子の実家の先代「はち」の命日だったので、
まだ自然が多く残る郊外のペット霊園に、お参りに行きました。
はちは僕にとって特別な存在で、
がぶを迎え入れるきっかけになったイヌでもあります。
見方によっては、がぶとズイブン似ていました。
そして見かけだけでなく、性格もどことなく近かったりします。
がぶは洋犬版のはちみたいです。
はちは、がぶつかい子家族にとって、初めてのイヌでした。
新聞の「あげます欄」をみて、僕も一緒にもらいに行き、
実は僕もやったことがないのに、初めてのシャンプーをしてあげ、
ほぼ毎日のように会いに行ってました。
はちはとっても人見知り・イヌ見知りでしたが、
僕にはとっても懐いてくれました。
それまで一緒に暮らしてきた、どのイヌよりも。
僕が行くと、飛びついてきて喜んで、
イキオイあまって僕の頭を乗り越えていくこともよくありました。
はちは9歳のとき、イヌとの事故がきっかけで、内臓疾患が見つかりました。
家族総出で、できる限りの看病をしました。
おそらくここまで手をかけてあげられる環境も、なかなかないと思うくらいでした。
はちもよく頑張ってくれました。
最後の日まで自分の足で立ち、
最後の瞬間まで、意識もはっきりしていました。
具合が悪く、ほとんど寝てることが多くなってからも、
僕が行くとシッポをふって出迎えてくれた、はち。
僕はその日、自分の判断ミスで、
はちの最後の光景に間に合うことができませんでした。
何かを探すように、あたりをぐるっと見回したあと、
虹の橋へと旅立ったそうです。
まだ開いていたその目には映っているのに、
僕を認識してくれないことがわかると、悔しくて悲しくて、
はちにしがみついたまま、離れることができませんでした。
人格ならぬ、犬格を感じていた、はち。
それから家族はペットロスになり、
何をしても満たされない、悲しみの日々が半年続きました。
「ケモノのぬくもりを知ったものは、それなしでは生きられない」
イヌで失った笑顔は、イヌでしか取り戻せない。
当時ペットが飼えないマンションに住んでいながらも、
まずは僕たちがイヌを飼おうと、
がぶを迎え入れることを決めました。
がぶのおかげで、今では家族みんな笑顔を取り戻しました。
「ペットロスはなおらない。でもそれでいい。」
実際、まだなおったわけではありません。
いまだに思い出しては涙を流すこともあります。
それでも、はちの話をすることができるようになりました。
時にはくらべたり、時には笑い話にしたり。
イヌってすごいなぁと思います。
イヌってありがたいなぁと思います。
がぶ。
いまその瞳には僕らが映っていて、しっかり認識してくれているよね。
いつか「その日」が来たときに、
どんなにつらい状況だったとしても、
きっとその最後の光景に入りたいと思います。
そしてがぶにもそう望んでもらえるよう、
僕の中を駆け抜けていったものたちに感謝しつつ、
努力の日々を続けて行こうと思います。
だなんて、
中秋の名月を眺めながら、感傷に浸ってしまいました。
ちょっと強引でしたかねぇ?(笑)
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まだ自然が多く残る郊外のペット霊園に、お参りに行きました。
はちは僕にとって特別な存在で、
がぶを迎え入れるきっかけになったイヌでもあります。
見方によっては、がぶとズイブン似ていました。
そして見かけだけでなく、性格もどことなく近かったりします。
がぶは洋犬版のはちみたいです。
はちは、がぶつかい子家族にとって、初めてのイヌでした。
新聞の「あげます欄」をみて、僕も一緒にもらいに行き、
実は僕もやったことがないのに、初めてのシャンプーをしてあげ、
ほぼ毎日のように会いに行ってました。
はちはとっても人見知り・イヌ見知りでしたが、
僕にはとっても懐いてくれました。
それまで一緒に暮らしてきた、どのイヌよりも。
僕が行くと、飛びついてきて喜んで、
イキオイあまって僕の頭を乗り越えていくこともよくありました。
はちは9歳のとき、イヌとの事故がきっかけで、内臓疾患が見つかりました。
家族総出で、できる限りの看病をしました。
おそらくここまで手をかけてあげられる環境も、なかなかないと思うくらいでした。
はちもよく頑張ってくれました。
最後の日まで自分の足で立ち、
最後の瞬間まで、意識もはっきりしていました。
具合が悪く、ほとんど寝てることが多くなってからも、
僕が行くとシッポをふって出迎えてくれた、はち。
僕はその日、自分の判断ミスで、
はちの最後の光景に間に合うことができませんでした。
何かを探すように、あたりをぐるっと見回したあと、
虹の橋へと旅立ったそうです。
まだ開いていたその目には映っているのに、
僕を認識してくれないことがわかると、悔しくて悲しくて、
はちにしがみついたまま、離れることができませんでした。
人格ならぬ、犬格を感じていた、はち。
それから家族はペットロスになり、
何をしても満たされない、悲しみの日々が半年続きました。
「ケモノのぬくもりを知ったものは、それなしでは生きられない」
イヌで失った笑顔は、イヌでしか取り戻せない。
当時ペットが飼えないマンションに住んでいながらも、
まずは僕たちがイヌを飼おうと、
がぶを迎え入れることを決めました。
がぶのおかげで、今では家族みんな笑顔を取り戻しました。
「ペットロスはなおらない。でもそれでいい。」
実際、まだなおったわけではありません。
いまだに思い出しては涙を流すこともあります。
それでも、はちの話をすることができるようになりました。
時にはくらべたり、時には笑い話にしたり。
イヌってすごいなぁと思います。
イヌってありがたいなぁと思います。
がぶ。
いまその瞳には僕らが映っていて、しっかり認識してくれているよね。
いつか「その日」が来たときに、
どんなにつらい状況だったとしても、
きっとその最後の光景に入りたいと思います。
そしてがぶにもそう望んでもらえるよう、
僕の中を駆け抜けていったものたちに感謝しつつ、
努力の日々を続けて行こうと思います。
だなんて、
中秋の名月を眺めながら、感傷に浸ってしまいました。
ちょっと強引でしたかねぇ?(笑)
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