相棒たち

smash・桜子・ポロ・カフェラテ・knee・「あゆ」は天寿を全うし、独りになった相棒「カプチーノ」。

轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その92

2020年12月14日 | 詩・唄・歌・曲
♪ 槍は錆びても 此の名は錆びぬ 男玄蕃の 心意気
♪ 赤穂浪士の かげとなり 尽す誠は 槍一筋に
♪ 香る誉れの 元禄桜

♪ 姿そば屋に やつしてまでも 忍ぶ杉野よ せつなかろ
♪ 今宵名残に 見ておけよ 俵崩しの 極意のひと手
♪ これが餞け 男の心

♬ 涙をためて振り返る そば屋の姿を呼びとめて
♬ せめて名前を聞かせろよと 口まで出たがそうじゃない
♬ 云わぬが花よ人生は 逢うて別れる運命とか

♬ 思い直して俵星 独りしみじみ呑みながら
♬ 時を過ごした真夜中に 心隅田の川風を
♬ 流れてひびく勇ましさ 一打ち二打ち三流れ
♬ あれは確かに 確かにあれは 山鹿流儀の陣太鼓

時に元禄十五年十二月十四日、
江戸の夜風をふるわせて、響くは山鹿流儀の陣太鼓、
しかも一打ち二打ち三流れ、思わずハッと立ち上がり、
耳を澄ませて太鼓を数え「おう、正しく赤穂浪士の討ち入りじゃ」
助太刀するは此の時ぞ、もしやその中に昼間別れたあのそば屋が
居りわせぬか、名前はなんと今一度、逢うて別れが告げたいものと、
けいこ襦袢に身を固めて、段小倉の袴、股立ち高く取り上げし、
白綾たたんで後ろ鉢巻眼のつる如く、なげしにかかるは先祖伝来、
俵弾正鍛えたる九尺の手槍を右の手に、切戸を開けて一足表に踏み出せば、
天は幽暗地は凱々たる白雪を蹴立てて行手は松阪町…

♬ 吉良の屋敷に来てみれば、今、討ち入りは真最中、総大将の内蔵之助。
♬ 見つけて駆け寄る俵星が、天下無双のこの槍で、お助太刀をば致そうぞ、
♬ 云われた時に大石は深き御恩はこの通り、厚く御礼を申します。
♬ されども此処は此のままに、槍を納めて御引上げ下さるならば有り難し、

♬ かかる折りしも一人の浪士が雪をけたてて
♬ サク、サク、サク、サク、サク、サク、サク、
♬ 『先生』『おうッ、そば屋か』
♬ いや、いや、いや、いや、襟に書かれた名前こそ、
♬ まことは杉野の十兵次殿、わしが教えたあの極意、
♬ 命惜しむな名をこそ惜しめ、立派な働き祈りますぞよ、
♬ さらばさらばと右左。
♬ 赤穂浪士に邪魔する奴は何人たりとも通さんぞ、
♬ 橋のたもとで石突き突いて、槍の玄蕃は仁王立ち…

♪ 打てや響けや 山鹿の太鼓
♪ 月も夜空に 冴え渡る
♪ 夢と聞きつつ 両国の
♪ 橋のたもとで 雪ふみしめた
♪ 槍に玄蕃の 涙が光る

詞:北村桃児、曲:長津義司、唄:三波春夫「俵星玄蕃」

YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=fnX1vD0TBJU


今日12月14日は、江戸城内松の廊下刃傷の赤穂事件、そして赤穂浪士討ち入りが有った日だ。
昔は、12月ともなると「忠臣蔵」は、どこかのチャンネルで必ず観られたものだが・・・

俵星玄蕃は架空の人物とされているが、三波春夫自身が北村桃児の名で作詞し長編歌謡浪曲と言うジャンルを確立した。
映像が残っているのが嬉しい。
島津亜矢、山内惠介、三山ひろし、徳永優樹らがカバーとしているが、TVで観られる機会はなかなかない。

今年、予定通りオリンピックが開催されていたら、54年前の東京五輪音頭が街中に流れ、多くの人々が「三波春夫」を偲んだ事だろう。
はたして、来年は・・・



轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その91

2020年12月13日 | 詩・唄・歌・曲
クラシック・・・2曲目

バッハ「幻想曲とフーガ」ト短調
リストがピアノ演奏用に編曲
ジョルジィ・シャーンドルのピアノ演奏

YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=OZzlgHnHU5A&feature=youtu.be


サスペンスドラマのクライマックスで流れてくる様な曲だ。

ジョルジィ・シャーンドルは、巨匠と呼ばれるほどのピアニストらしい。
聴くだけで・・・疎い。

1969年のレコーディングだが、このLPを購入したのは長女がピアノを習い始めた頃だと思う。
たぶん・・・

第28期 銀河戦 棋譜

2020年12月12日 | 将棋
銀河戦 決勝戦の終局譜・・・藤井二冠の97手目「5一銀打」まで
「1一」の駒は竜王、「9九」の香車があっち向いてますがご愛嬌


囲碁・将棋チャンネルのWEBサイト・・・棋譜が盤面で初手から見られます。
https://www.igoshogi.net/shogi/ginga/kifu.html?kifu=g28K0401


以下は、昨晩掲載の記事です。

10月15日収録の銀河戦決勝戦
藤井二冠vs糸谷八段(A級在籍)の対局が、今日将棋チャンネルで放映(公開)された。
うっかり録画を忘れたため、棋譜はうろ覚えで掲載できない。
明日以降、あらためて・・・

結果は、97手で藤井二冠が勝ち、3度目の挑戦で「銀河位」を獲得。

収録当時18歳2カ月で、渡辺三冠(名人・王将・棋王)が第13回で記録した21歳5カ月の同棋戦最年少優勝を15年ぶりに更新。
最年少二冠のほか、ここまで4つの最年少記録を作った2020年を、5つ目の最年少記録で締めた。
見事と言うほかない。
4年連続の年間勝率8割越えの記録は、来年3月の年度末までの対局次第だが、楽しみでしかない。

将棋界には8つのタイトル戦と銀河戦を含む7つの一般棋戦がある。
藤井二冠は、2018年と19年に連覇した朝日杯、18年の新人王戦に続く4回目の一般棋戦優勝。

銀河戦は、女流棋士を含む全棋士が参加。
持ち時間各15分、ほかに1分単位で合計10回の考慮時間があり、切れたら1手30秒未満で指すという「早指し」のテレビ棋戦。テレビ観戦向きだ。

轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その90

2020年12月12日 | 詩・唄・歌・曲
たまには・・・きわめてたまにだが・・・
クラシックも聴く。
ほんの数曲だが、たまに聴きたい曲がある。

組曲 展覧会の絵 」作曲:ムソルグスキー(編曲:モーリス・ラヴェル) 


カラヤン ベルリンフィル(編曲:モーリス・ラヴェル)
YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=3Ww91TzB3t0


原曲:ピアノ版
https://www.youtube.com/watch?v=tdHk1b4el-g


曲の解説
http://www.oekfan.com/note/mussorgsky/pictures_at_an_exhibition.htm

轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その89

2020年12月11日 | 詩・唄・歌・曲
♪ 病室を出てゆくというのに
♪ こんなに心が重いとは思わなかった
♪ きっとそれは
♪ 雑居病棟のベージュの壁の隅に居た 
♪ あのおばあさんが気がかりなせい

♪ たった今飲んだ薬の数さえ
♪ すぐに忘れてしまう彼女は しかし
♪ 夜中に僕の毛布をなおす事だけは
♪ 必ず忘れないでくれた

♪ 歳と共に誰もが子供に帰ってゆくと
♪ 人は云うけれどそれは多分嘘だ
♪ 思い通りにとべない心と動かぬ手足
♪ 抱きしめて燃え残る夢達

♪ さまざまな人生を抱いた療養所は
♪ やわらかな陽溜りと哀しい静けさの中

♪ 病室での話題と云えば
♪ 自分の病気の重さと人生の重さ
♪ それから
♪ とるに足らない噂話をあの人は
♪ いつも黙って笑顔で聴くばかり

♪ ふた月もの長い間に
♪ 彼女を訪れる人が誰もなかった
♪ それは事実
♪ けれど人を憐れみや同情で
♪ 語れば それは嘘になる

♪ まぎれもなく人生そのものが病室で
♪ 僕より先にきっと彼女は出てゆく
♪ 幸せ 不幸せ それは別にしても
♪ 真実は冷やかに過ぎてゆく

♪ さまざまな人生を抱いた療養所は
♪ やわらかな陽溜りと哀しい静けさの中

♪ たったひとつ僕にも出来る
♪ ほんのささやかな真実がある
♪ それは  
♪ わずか一人だが彼女への見舞客に
♪ 来週からなれること

詩・曲・唄:さだまさし「療養所」

YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=a99TSrLIfMc


1979年、アルバム夢供養に収録。

さだは大学を中退した頃に肝炎を患って故郷「長崎」に帰った。
その入院生活の体験をもとに作られた詩だと言われている。

療養所と書いて、サナトリウムと唄う。
優しい旋律の中に、哀しい現実を突き付けながらも「慈しむ」心情が流れてくる。



轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その88

2020年12月10日 | 詩・唄・歌・曲
♪ 櫛の歯が欠けるように 仲間が減って行く
♪ 戦友会に出掛けた夜 親父が呟いた
♪ 学び舎でなく古の 戦の友が集う
♪ 年に一度の 思えばなんて儚い祭りだろう
♪ 誰もがいつか 年老いてゆくけれど
♪ 何とも俺たちの風情は
♪ 他人に玉手箱 開けられてしまった
♪ 青春の 浦島たちのようだ
♪ 命懸けてお前たちを 守ったと言わせてやれ
♪ それを正義と言うつもりはないが 時代と片付けたくもない

♪ 今の青春を羨ましくなくもないが
♪ 替わろうかと言われても断るだろう
♪ 不幸な時代の若者たちはそれでも 青春を確かに見たのだ
♪ 銃弾に倒れた友の顔を 忘れる事など出来ない
♪ あいつの分もあいつの分もと 生きる想いは解るまい
♪ いつかは消えゆく集いなのだ 冬の名残の雪なのだ
♪ そして必ず 二度と必ず 降ってはならない雪なのだ
♪ 穏やかにそう言った後 息子の僕をサカナに
♪ 珍しく親父は家で酒を呑んで その日は早くつぶれた

♪ 雪が降る 今日もどこかで 誰かが凍えてる
♪ 遠くでバイクの走り去る 青春が聞こえた

詩・曲・唄:さだまさし「戦友会」

YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=toWpOMiZt6E


1991年発売の「家族の肖像」に納められた詩。
さだの父をモデルに、戦争に付いて深く考えて行く事を訴えかける。

大正4年生まれの親父は1988年に69で逝った。
幼い頃に両親と死別したか、離ればなれの人生だったと聞かされたが詳しい事は記憶にない。
氷屋で働きトラック運転を苦労して覚えたのが、唯一生きる糧だった。

子供の頃、親父が私に話した事のほぼすべてを覚えていない。
戦時中の事を話して居たような気もするのだが・・・
ゲートルを巻いた写真を見た気もするのだが、記憶違いだったような・・・



轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その87

2020年12月09日 | 詩・唄・歌・曲
♪ フレディ あなたと出会ったのは 漢口(ハンカオ)
♪ 揚子江沿いのバンドで
♪ あなたは人力車夫を止めた
♪ フレディ 二人で 初めて行った レストラン
♪ 三教街を抜けて
♪ フランス租界へとランデブー
♪ あの頃私が一番好きだった
♪ 三教街のケーキ屋を覚えてる?
♪ ヘイゼルウッドのおじいさんの
♪ なんて深くて蒼い目
♪ いつでもパイプをくゆらせて
♪ アームチェアーで新聞をひろげてた
♪ フレディ あなたも 年老いたらきっと
♪ あんなすてきな おじいさんに
♪ なると思ってたの 本当に思ってたの

♪ フレディ それから レンガ焼きのパン屋の
♪ ボンコのおばあさんの
♪ 掃除好きなこと
♪ フレディ 夕暮れの 鐘に十字切って
♪ ポプラの枯葉に埋もれた
♪ あの人は一枚の絵だった
♪ 本当はあなたと私のためにも
♪ 教会の鐘の声は響くはずだった
♪ けれどもそんな夢のすべても
♪ あなたさえも奪ったのは
♪ 燃えあがる紅い炎の中を
♪ 飛び交う戦闘機
♪ フレディ 私は ずっとあなたの側で
♪ あなたはすてきな おじいさんに
♪ なっていたはずだった 

♪ フレディ あなたと出逢ったのは 漢口

詩・曲・唄:さだまさし「フレディーもしくは三教街」

https://www.youtube.com/watch?v=cIYPWaEt7-w


1975年11月、グレープ3枚目かつ最後のオリジナルアルバム「コミュニケーション」に収録。
愛の詩であり、反戦歌でもある。

この詩について、とても詳しい解説を見つけたので、興味ある方は下記のURLを参照して下さい。

映画の様な歌・前編
http://www.tapthepop.net/news/24923
映画の様な歌・後編
http://www.tapthepop.net/news/24933



轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その86

2020年12月08日 | 詩・唄・歌・曲
♪ おしえてください
♪ この世に生きとし生けるものの
♪ 全ての命に 限りがあるのならば
♪ 海は死にますか 山は死にますか
♪ 風はどうですか 空もそうですか
♪ おしえてください

♪ 私は時折
♪ 苦しみについて考えます
♪ 誰もが等しく 抱いた悲しみに付いて
♪ 生きる苦しみと 老いて行く哀しみと
♪ 病の苦しみと 死に行く悲しみと
♪ 現在の自分と

♪ 答えてください
♪ この世のありとあらゆるものの
♪ 全ての命に 約束があるのなら
♪ 春は死にますか 秋は死にますか
♪ 夏が去る様に 冬が来るように
♪ みんな逝くのですか

♪ わずかな命の
♪ きらめきを信じていいですか
♪ 言葉で見えない 望みといったものを
♪ 去る人があれば 来る人もあって
♪ 欠けてゆく月も やがて満ちて来る
♪ なりわいの中で

♪ おしえてください
♪ この世に生きとし生けるものの
♪ 全ての命に 限りがあるのならば
♪ 海は死にますか 山は死にますか
♪ 春は死にますか 秋は死にますか
♪ 愛は死にますか 心は死にますか
♪ 私の大切な 故郷のみんな
♪ 逝ってしまいますか

♪ 海は死にますか 山は死にますか
♪ 春は死にますか 秋は死にますか
♪ 愛は死にますか 心は死にますか
♪ 私の大切な 故郷のみんな
♪ 逝ってしまいますか

詩・曲・唄:さだまさし・Nataliya Gudziy「防人の詩」

YuoTubeへのリンク
Nataliya Gudziy:ナターシャ・グジー
https://www.youtube.com/watch?v=8dUOGXII_jk
さだまさし
https://www.youtube.com/watch?v=_xg5-yrhCRo


この詩は、日露戦争の旅順攻囲戦における日露両軍の攻防を描いた映画「二百三高地」の主題歌として1980年7月10日に発売された。
さだに主題歌を頼んだのは、同郷で同映画の音楽監督の山本直純氏。
さだが映画の主題を尋ねると『戦争の勝った負けた以外の人間の小さな営みを浮き彫りにしたい』と山本は答えたと言う。

映画公開当初は、戦争肯定だとの批判や、さだは右翼歌手だとのバッシングもあったらしい。
「詩」を読めば、これが反戦歌だと言う事が一目瞭然なのに・・・

それにしても、さだの他に、この「詩」を唄える人が居るとは・・・
それも、ウクライナ・ソビエト社会主義共和国生まれの女性シンガーが・・・
見事な弾き語りで・・・
Nataliya Gudziy:ナターシャ・グジー


轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その85

2020年12月07日 | 詩・唄・歌・曲
♪ 心字池にかかる 三つの赤い橋は
♪ 一つ目が過去で 二つ目が現在
♪ 三つ目の橋で君が 転びそうになった時
♪ 初めて君の手に触れた 僕の指
♪ 手を合わせた後で 君は神籤を引いて
♪ 大吉が出る迄と も一度引き直したね
♪ 登り詰めたらあとは 下るしかないと
♪ 下るしかないと 気付かなかった
♪ 天神様の細道

♪ 裏庭を抜けて お石の茶屋へ寄って
♪ 君がひとつ 僕が半分 梅ヶ枝餅を喰べた
♪ 来年も二人で来れるといいのにねと
♪ 僕の声に君は 答えられなかった
♪ 時間という樹の 想い出という落葉を
♪ 拾い集めるのに 夢中だったね君
♪ あなたがもしも 遠くへ行ってしまったら
♪ 私も一夜で 飛んでゆくと云った
♪ 忘れたのかい 飛梅

♪ 或の日と同じ様に 今 鳩が舞う
♪ 東風 吹けば 東風吹かば君は
♪ 何処かで想いおこしてくれるだろうか
♪ 大宰府は春 いずれにしても春

詩・曲・唄:さだまさし「飛梅」1977年

YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=3sCnCjyvBEQ


♪ 時間という樹の 想い出という落葉

落ち葉を拾い集める「時間」も、今は楽しみのひとつ。

飛梅は、福岡県太宰府市宰府にある太宰府天満宮の神木として知られる梅の木の名称。
高校の修学旅行で九州へ行ったが、大宰府を見てきたかどうか・・・
改めて写真を探してみようと思っている。


第33期「竜王戦」7番勝負の第5局 終局

2020年12月06日 | 将棋
豊島竜王が3勝1敗で迎えた竜王戦第5局の1日目が、神奈川県足柄下郡「ホテル花月園」で行われた。
豊島竜王の44手目「8五飛」に、羽生永世名人68分の長考で、定刻となり、封じた。
封じ手は「6六銀」が予想されているが、さて如何に・・・


ps:12月6日午後6時25分、豊島竜王の84手目「8八銀打」に11分考慮の後、羽生永世七冠、無念の投了。
豊島竜王、4勝1敗で竜王位を初防衛。
また強い豊島二冠(竜王・叡王)が戻ってきた。