♪ 櫛の歯が欠けるように 仲間が減って行く
♪ 戦友会に出掛けた夜 親父が呟いた
♪ 学び舎でなく古の 戦の友が集う
♪ 年に一度の 思えばなんて儚い祭りだろう
♪ 誰もがいつか 年老いてゆくけれど
♪ 何とも俺たちの風情は
♪ 他人に玉手箱 開けられてしまった
♪ 青春の 浦島たちのようだ
♪ 命懸けてお前たちを 守ったと言わせてやれ
♪ それを正義と言うつもりはないが 時代と片付けたくもない
♪ 今の青春を羨ましくなくもないが
♪ 替わろうかと言われても断るだろう
♪ 不幸な時代の若者たちはそれでも 青春を確かに見たのだ
♪ 銃弾に倒れた友の顔を 忘れる事など出来ない
♪ あいつの分もあいつの分もと 生きる想いは解るまい
♪ いつかは消えゆく集いなのだ 冬の名残の雪なのだ
♪ そして必ず 二度と必ず 降ってはならない雪なのだ
♪ 穏やかにそう言った後 息子の僕をサカナに
♪ 珍しく親父は家で酒を呑んで その日は早くつぶれた
♪ 雪が降る 今日もどこかで 誰かが凍えてる
♪ 遠くでバイクの走り去る 青春が聞こえた
詩・曲・唄:さだまさし「戦友会」
YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=toWpOMiZt6E
1991年発売の「家族の肖像」に納められた詩。
さだの父をモデルに、戦争に付いて深く考えて行く事を訴えかける。
大正4年生まれの親父は1988年に69で逝った。
幼い頃に両親と死別したか、離ればなれの人生だったと聞かされたが詳しい事は記憶にない。
氷屋で働きトラック運転を苦労して覚えたのが、唯一生きる糧だった。
子供の頃、親父が私に話した事のほぼすべてを覚えていない。
戦時中の事を話して居たような気もするのだが・・・
ゲートルを巻いた写真を見た気もするのだが、記憶違いだったような・・・
♪ 戦友会に出掛けた夜 親父が呟いた
♪ 学び舎でなく古の 戦の友が集う
♪ 年に一度の 思えばなんて儚い祭りだろう
♪ 誰もがいつか 年老いてゆくけれど
♪ 何とも俺たちの風情は
♪ 他人に玉手箱 開けられてしまった
♪ 青春の 浦島たちのようだ
♪ 命懸けてお前たちを 守ったと言わせてやれ
♪ それを正義と言うつもりはないが 時代と片付けたくもない
♪ 今の青春を羨ましくなくもないが
♪ 替わろうかと言われても断るだろう
♪ 不幸な時代の若者たちはそれでも 青春を確かに見たのだ
♪ 銃弾に倒れた友の顔を 忘れる事など出来ない
♪ あいつの分もあいつの分もと 生きる想いは解るまい
♪ いつかは消えゆく集いなのだ 冬の名残の雪なのだ
♪ そして必ず 二度と必ず 降ってはならない雪なのだ
♪ 穏やかにそう言った後 息子の僕をサカナに
♪ 珍しく親父は家で酒を呑んで その日は早くつぶれた
♪ 雪が降る 今日もどこかで 誰かが凍えてる
♪ 遠くでバイクの走り去る 青春が聞こえた
詩・曲・唄:さだまさし「戦友会」
YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=toWpOMiZt6E
1991年発売の「家族の肖像」に納められた詩。
さだの父をモデルに、戦争に付いて深く考えて行く事を訴えかける。
大正4年生まれの親父は1988年に69で逝った。
幼い頃に両親と死別したか、離ればなれの人生だったと聞かされたが詳しい事は記憶にない。
氷屋で働きトラック運転を苦労して覚えたのが、唯一生きる糧だった。
子供の頃、親父が私に話した事のほぼすべてを覚えていない。
戦時中の事を話して居たような気もするのだが・・・
ゲートルを巻いた写真を見た気もするのだが、記憶違いだったような・・・