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New Horizon

~紆余曲折の日々の中で...

朝鮮第9代王粛宗(スクジョン)、ヒビン、トンイ

2019-11-05 | お出かけ
最近、会議に参加するため韓国に行って来ました。日韓関係の悪化から、渡航前には不測の事態を心配していましたが、行ってみれば、全くそういう心配は杞憂だったことが分かりました。

日本より、少し季節が進んでいるので、丁度紅葉の佇まいをしていました。日本では雨天が続いていましたが、韓国ソウル近辺は天気も良く寒くもないという陽気でした。

会議も無事に終わり、2009年に世界遺産に指定された朝鮮王陵のひとつである、西五陵を訪れました。ここには、王や王妃のお墓など5つの陵が集まった王陵群です。特に歴史ドラマや映画にたびたび登場する朝鮮第9代王粛宗(スクジョン)の継妃であった禧嬪張氏(ヒビンジャンシ)と仁顕王后(イニョンワンフ)のお墓があることでもよく知られています。

例の同伊(トンイ)とも関係が大ありの場所です。トンイは最下位の身分からスクジョンの側室まで上り詰め、朝鮮王朝時代もっとも偉大な王になった英祖の母親です。



その後、金浦空港まで行き、夜のフライトを待ちました。3時間ほどあったので、近くのロッテモールに寄って、ウィンドウショッピングをしました。こういうモールはどこの国も同じだなと思いながら時間つぶしをしました。

それから、韓国でベストセラーの一つになっていると聞いていた、一冊の本を探しに、モール内の書店に行きました。確かに、新刊ベストセラーの場所に何冊か積まれていました。「反日種族主義」という本で、韓国の落星台経済研究所にいる李栄薫、金洛年、金容三、朱益鐘、鄭安基、李宇衍が著述したものです。2万ウォン(約、2,000円)しました。
第1章が嘘の国となっており、その中で嘘つきの国民、嘘つきの政治、嘘つきの学問、嘘裁判などと書かれています。

文芸春秋ブックスの紹介文には、『本書がいわゆる嫌韓本とは一線を画すのは、経済史学などの専門家が一次資料にあたり、自らの良心に従って、事実を検証した結果をまとめたものであるということだ。その結果、歴史問題の様々な点で、韓国の大勢を占めてきた歴史認識には大きな嘘があったことが明らかにされている。そしてそうした嘘に基づいた教育が何年も積み重ねられた結果、韓国の人々の多くは誤った歴史認識を正しいものと信じ込み、反日に駆られている。
民族主義というより、意見の合わないものを力ずくでも排除する非寛容な「種族主義」が韓国には蔓延しており、それが日韓の関係を危機に陥らせている根源なのである。本書は大韓民国を愛する学者たちによる、憂国の書だ』ということです。

近く、日本版も販売(1,760円程度)されるそうです。


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