
有楽町と聞けば、ある年代から上は、いまだに「あなたを待てば雨が降る・・・有楽町で逢いましょう」のフレーズが浮かぶようだ。哀しいサガである。事実、東京が再開発される中、銀座の入口でもあるJR有楽町駅前は、有楽町マリオンができても昭和の風情を色濃く残す地域であった。そんな中、有楽町イトシアが丸井を核店舗に先頃オープンした。「イトシア」とは「愛しい」と「iA(場所)」という意味で付けられたとか。でも何となく聞いたことがあると思っていたが、実は、「有楽町で逢いましょう」の歌詞にも登場する「雨もいとしや~♪」のフレーズがヒントになったとアド街でいっていた。ちなみに「有楽町で逢いましょう」は、フランク永井が昭和32年に発表した「有楽町そごう(現在は閉店)」のキャンペーンソングである。やはり、「有楽町で逢いましょう」を思い出したあなた、間違ってはいなかった訳である。ということで、イトシアに行ってみたが、丸井はなかなかの充実振りで、銀座が近いせいかシックな売場構成であった。行ったときが夕方だったが、地下のクリスピー・クリーム・ドーナツは1時間待ちだった。これで、有楽町界隈もきれいになったかなと思ったが、まだまだJR線の高架下の商店街などに昭和を発見することができる。
■有楽町イトシア
■有楽町イトシア
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