
2001年第35回東京モーターショーの「GT-Rコンセプト」を皮切りに、2005年前回の第39回東京モーターショーの「GT-R PROTO」を経てやっと発表までこぎ着けたGT-R。時代の進展が早い現代において7年の時間は、ややもすれば初期のコンセプトが大きく変わってしまう事がある。特に今回のモーターショーを見れば環境をテーマにしているメーカーが増えており、スポーツカーにしてもハイブリッドカーとして開発しているメーカーも増えてきたので、その点では、GT-Rは時代に逆行しているのかもしれない。その意味では、GT-Rが戦艦大和のようにならなければと思うわけである。今回のGT-Rは世界戦略車としての位置づけられ,デザインも世界を意識したということではあるが、個人的な好みでいえば,フロントは斬新であり,スーパーカーとしての迫力は感じられものの,リアデザインはアメ車のようで,少し残念である。しかしながら,実車は相当な迫力で,ポルシェが後塵を拝するのもまもなくであろう。
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