長野県諏訪二葉高等学校校長日記 2014・2015

諏訪二葉高校の校長です。校長の視点から学校の様子をお伝えしたいと思います。登校日毎日更新を目指します。ご愛読願います。

10月31日(土)同窓会八ツ葉支部総会及び筑波大学大学院民俗学実習 2015-183

2015-10-31 23:55:27 | 日記

 

 音楽系の部活動の発表会が、本日13時開演で、下諏訪文化センターで行われました。本校の吹奏楽部と音楽部が出演しました。

 昨日の夕方も、音楽部と吹奏楽部の諸君が、今日に向けて最後の練習に励んでいました。

 そんな中、今日と明日、3年生は模擬試験に臨んでいます。

 さて、本日、10時30分から14時の予定で、同窓会八ツ葉支部総会に出席してきました。いつものように、原会長さんや副会長さんたちと出席してきました。

 「八ツ葉支部」とは、茅野市在住の同窓会員の支部なんです。

 会場は、茅野駅前のマリオローヤル会館です。

 本校現代音楽部「リベルタ」の諸君が、アトラクションで演奏してくれました。その準備に向かう彼ら。

 本日は、講演会がありました。さらに、現代音楽部の演奏もありました。

 講演会の講師は、弁護士の北川和彦氏と本校同窓会副会長の宮澤節子さんです。

 北川先生からは、「子どもの育ちを支える仕組みについて」、宮澤さんからは、「子どもたちの今・・・」といった題名で、お話をしていただきました。

 楽しく、「リベルタ」の演奏を聴きました。

 会の中で、今朝の新聞記事のことが話題になりました。昨日の学校評議員会の記事です。母校のことに関心を寄せていただいている同窓生の皆さんを、ありがたく思っています。

 会終了後、高校生の美術展を見て、佐久穂町の海瀬館に向かいました。茅野から佐久穂町に向かうとなると、距離的に一番近い麦草峠を越えました。ヘアピンカーブの続く難所です。国道では、群馬県の中之条町と長野県の山ノ内町の間にある渋峠(2172m)に次ぎ、全国二番目に標高が高い場所(2127m)です。

 佐久穂町海瀬館

 例年この時期は、筑波大学の伊藤純郎先生指導による、教育修士の大学院生たちが、金曜日から4泊5日の日程で、民俗学実習やら小海高校訪問を行っています。例年、この土曜日の夜には、私から毎年、30分程度話をすることになっています。今回も30名近い大学院生が、信州に来てくれました。

 宿につきまして、さっそく、本日の調査報告会にも出席し、院生たちが、話者の皆さんからの「聞き書き」をした内容の報告をメモを取りながら伺いました。あやふやな点や、たぶん、聞き間違いではないだろうかという点もあり、そうした点を明日の調査で再度確認するように話をしました。

 話者名(漢字はどう書くか)、生年月日(干支も聞く)、といったところは、その後の再調査のこともありますので、必ず書いておかなければなりません。

 しかし、「個人情報保護」との関連で、非常に、個別調査をやりにくくなってきていますね。そんなことも、院生たちの報告をうかがっていて感じました。

 今回の土曜日夜の「OB講座」は、私以外に、県下の中学校教諭と高校教諭2名も話をしました。

 OB講座を行った2名の現職教員たち

 私は、「危機管理」について、院生たちに話しました。

 院生たちは、中学社会科、高校の地歴・公民科の教員になる者が多いので、校長職についてからは、校長の視点ということで、なるべく院生の皆さんの参考になる実践的な話をするようにしています。

 教頭時代には教頭の視点で、その前の教諭時代は、教諭の視点で話をしてきました。

 教頭時代には、「学校の情報公開について」などを、教諭時代には「生徒指導の具体的実践例」などを話した記憶があります。

 この実習には、小海高校の教諭時代から10年以上参加していまして、秋のこの実習に出席することが、もはや、私の年中行事になっています。

 私自身も、若い人から様々な話を聞くことは、非常に勉強になります。特に、院生たちの修士論文の内容を聞くのは、とても楽しいですね。また、就職して2・3年経ったOB・OGたちの学校における実践報告は、若手教員がどんなことに悩んでいるのか、どんな新しいことを行っているのか、その辺のことも伺うことができ、こちらも勉強になります。今日も非常に勉強になりました。

 OB講座を聞きに駆けつけてくださったOBたち かなり遅い時間まで、話し込みました。もう、「夜を徹して」というわけにはいきませんが。

 本日、高校生たちによる、上記のイベントもありました。


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