川越で棋聖戦行われる!
井山棋聖2勝
囲碁界のトップを決める第41期棋聖戦第3局(読売新聞社等主催)が川越市の料亭「山屋」で行われ名誉棋聖がかかった井山棋聖が苦しい碁をしのぎ2勝目をあげた。
料亭「山屋」では第38期棋聖戦第2局(2014年1月)が行われており今回で2度目。前回は棋聖戦主催者のご好意で2日目を見学したが、今回は初日を見学させていただいた。
対局場の「山屋」は武蔵野の風趣豊かな庭園を持つ素晴らしい料亭だ。
両対局者を待つ対局場(中央は立会人・淡路修三九段)
井山裕太棋聖は廊下から、挑戦者の河野臨九段は庭園から対局場に入った。
午前9時の対局を待つ!
午前9時に立会いの淡路修三九段の合図で先番井山棋聖が第1手右上小目に
河野九段が右下星に第2手を打った段階で記録時計係を残し私達は退室し控え室へ。
関係者控え室では立会いの淡路修三九段、新聞解説の張栩九段、大盤解説の酒井真樹八段、日本棋院常務理事の平野則一五段が検討。
昼食休憩(12時~13時)に市内を散策!
2014年の棋聖戦の際は偶然東明寺で井山棋聖に会いました事を紹介しました。
http://blog.goo.ne.jp/furu6033/m/201401
今回も井山棋聖も昼食後、市内散策されましたが私が散策に向かう前に「山屋」に帰っていましたが3年前井山棋聖に会った東明寺に行ってみました。なぜなら、3年前井山棋聖は川越で勝利していますから、今回も東明寺に行ったのではないか?
午後の指導碁は埼玉県在住の青木喜久代八段(さいたま市)、黒滝正憲八段(新座市)、山田拓自八段(新座市)、酒井真樹八段と華やかでした。
午後5時を過ぎてもなかなか封じません。
関係者控え室です
午後5時26分井山棋聖が67手目を封じ関係者は対局場へ
今回の川越棋聖戦については主催者の読売新聞東京本社さいたま支局が紙面(県版)で紹介しています。
今回の記録係はフレッシュな木部夏生二段(群馬県出身)、金子真季初段(東京都出身)で二人は同級生でした。
主催者、川越市の皆さん、山屋さんありがとうございました。
立会人の淡路修三九段はアマチュア向けの書籍をたくさん出しています。私も持参し揮毫していただきました。
淡路九段お勧めの書籍は「劇的に筋が良くなる碁の本」(マイナビ出版)でした。
揮毫していただいた書籍は宝物。大切にします。