北本ジュニア囲碁まつり中止問題?
何故?
残念!
やむをえない?
もう一度!
12月8日(火)の北本市議会一般質問で高橋伸治北本市議(元北本市民囲碁協会会長)が教育行政等の中で北本ジュニア囲碁まつり中止問題に触れた。
同市議は、これまでは市政の瑕疵、失敗を追及するのでなく建設的な提案をしてきたが、今回の質問では多少、糾弾的な質問になることをお許し下さいと前置きし、第10回北本ジュニア囲碁まつりがどのような経緯で中止になったかを質した。
私と高橋市議の関係は、数年前、某NPO理事長、北本市民囲碁協会会長で北本市への学校囲碁普及に尽力していた高橋氏にアドバイスをいただきNPO埼玉県少年少女囲碁協会が立ち上がりました。
北本市前市長は囲碁で街おこしをと考え「北本ジュニア囲碁まつり」「囲碁サミット」への参加を行いました。
北本ジュニア囲碁まつりは昨年で9回。
今年の第10回北本ジュニア囲碁まつりも実施日時(8月29日)、実行委員も決まっていました。
北本市では3月市議会で事業、予算も承認されています。
それが、今年の市長選で市長が交代し、5月から現市長になると、見直し指示が出され、費用対効果等を考慮し教育委員会事務局で中止を決定したとの説明である。
答弁に立った教育部長は、事業、予算が議会で承認されていた事については考慮していなかった。
県に申請し認可されていた事業の中止には「やむをえない」「市民目線で考えた」「申し訳ない」。
矛盾だらけの答弁であった。
教育委員会事務局で7月上旬に中止を決定し、関係機関等へは知らせたとの答弁だったが、高橋市議の調査では、
・ NPO団体には5月25日に電話で
・ トロフィーや賞状を出している読売新聞社にはしてない
・ プロ棋士を7名も無料で派遣してくれている日本棋院へは7月15日に通告
・ 地元の北本市民囲碁協会へは9月5日の子供教室の場で課長、担当者の説明とのこと
最後に教育長、市長の謝罪の言葉で終わりました。
費用対効果を考慮し中止を決めたとの事ですが本当でしょうか?
もう一度考えよう「北本ジュニア囲碁まつり」再開へ
北本ジュニア囲碁まつり
当初は大変でした。協賛企業への働きかけ(コカコーラはありましたが北本市ではなく桶川市)前市長は努力しました。
私もお役に立てればと思い読売新聞さいたま支局の後援をいただくため動きました。その結果大きなトロフィーや賞状を出してもらったうえ読売新聞北本支部から参加賞が出され、その後、三国コカ・コーラ、関東グリコと協賛もふえ参加者も300人を超えた時もありました。
日本棋院から7人ものプロ棋士が無料で派遣され、日本棋院発行の学校囲碁指導員ガイドブックにも紹介され(下部に参照)、囲碁サッミットに参加したことでネット上でも北本市は紹介されています。
北本市が北本ジュニア囲碁まつりで支出している金額は50万2千円です(街灯フラッグ作製料で約45万円使用)。
第1回囲碁サミットは2008年に平塚市で行われ、昨年の第7回囲碁サミットin大仙(秋田県大仙市)まで北本市は参加しています。
埼玉県では本因坊の墓がある幸手市、川越市が囲碁で街おこしに力をいれています。
両市よりかなり先を走っていた北本市!もう一度考えてみませんか。
応援します!