埼玉囲碁情報

囲碁の普及と棋力向上、囲碁文化に関する事を中心に綴っている個人ブログです。団体等のページではありません。

第1回日光御成道川口囲碁名人戦

2016-02-28 18:33:40 | 日記

第1回日光御成道川口囲碁名人戦
120名が参加!
第1回川口名人に中島君!

第1回日光御成道川口囲碁名人戦が2月28日(日)川口市立中央ふれあい館で行われ120名が参加した。大会はノーハンデの名人戦に24名、ハンデ戦19路盤に80名(16名×5組)、13路盤で4局対局で行われた。

 名人戦は地元の高校生中島君が川口名人位に就いた。

 埼玉県の囲碁大会で市民囲碁愛好家が参加できるハンデ戦は少なく、市外の愛好家にも門戸を開いた大会ということで、さいたま市から6人で参加した。

成績の方は1人が3勝、残り5人は2勝だったが勉強になりました。

 川口市長杯、川口市議会議長杯等が用意され、市長、議長から直接表彰され魅力のある大会であり、来年度も実施されるとの由。

 来年の大会に向け感想を書かせていただきます。

参加費はお弁当つきで2000円でしたが、お弁当がお粗末でした(おにぎり2個と大福1個にお茶でした)。

 子どもに付き添ってきたお母さんが言っていました「自分の昼食は近くのスーパーで購入したが、支給されたお弁当を見て子どもが可愛そう」

すぐ近くにスーパーがあります。お弁当なしで1000円位で出来れば嬉しいです。

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囲碁規約(終局)

2016-02-22 20:28:34 | 日記

  終局トラブル
  終局方法の周知徹底を!

 2月21日(日)に行われたさいたま南市民囲碁協会の囲碁大会で終局トラブルがありました。
 級位者同士の終局直前で手入れを必要とするAさんが「終わりですね」(?)と宣言しましたが一方のBさんは同意しないまま、ダメ詰めが始まり、大石が取られる形になっています。

 私は子供に囲碁を教えていますが、終局は「パス」「パス」で終局と教えています。
もしもその時にダメがあればダメもつめてから「パス」宣言させます。

 子供と大人で対局し、終局間際のダメつめで石を取られたと嘆く大人がいまだに多くいます。子供はダメつめを終えて「パス」「パス」で終局と教わっていますが、大人は昔の曖昧な終局方法を引きずっています。

 平成14年2月21日に北海道で行われた第26回棋聖戦第5局(王立誠棋聖 対 柳時熏七段)で終局直前トラブルが発生、それを機に囲碁規約も曖昧な終局方法を見直し「ダメつめ」を終えて終局する事になったと思います。

 当時、王立誠棋聖に対しいろいろな声がありました。しかし私は王立誠棋聖の勇気(?)があって国際的にも通用する現在の囲碁規約が生まれたと思います。
 王立誠棋聖は激闘譜のなかで「・・・もしもあの時言わなかったらたぶん一生後悔したでしょう。私はふだんの対局でも、終局宣言はしないで最後まで交互に駄目を詰めるよう心がけています。・・・」と書いています。

現在の囲碁規約は

第九条-1(終局)

一方が着手を放棄し、次いで相手方も放棄した時点で、「対局の停止」となる。

<解説>
 着手の放棄(いわゆるパス)は対局停止宣言であるが、次いで相手方も着手放棄した場合は対局の停止となる。双方が着手放棄の意志表示をした時点が、対局の停止時点である。

第九条-2

対局の停止後、双方が石の死活及び地を確認し、合意することにより対局は終了する。これを「終局」という。

<解説>

  • 1 「駄目詰め」、「手入れ」は必要着手
    石の死活及び地を確認するためには、第八条により終局までに「駄目詰め」及び「手入れ」を行わなければならない。
  • 2 対局停止後での「駄目詰め」、「手入れ」は規定外
    「駄目詰め」及び「手入れ」を、対局者の合意により、対局停止後適宜に行う場合は、それらは規定上の着手に該当しない。

第九条-3

対局の停止後、一方が対局の再開を要請した場合は、相手方は先着する権利を有し、これに応じなければならない。

<解説>

1 "対局の再開の要請"
対局の停止状態が解除され、競技再開となる。

2 "相手方に先着する権利あり"

    • (1) 対局を再開する場合は、停止期間中に規定外の着手があれば、それらを無効として再開することができる。
    • (2) 対局再開を要請した相手側から打ちはじめる。
    • (3) "これに応じなければならない"

要請された相手方が着手の必要性を認めない時は、パスで応じて差支えない。


 当時A社は以下の記事を掲載しました<美学かルールか>

棋聖戦主催のY新聞が発行した「第26期棋聖決定7番勝負 激闘譜」によると











また当時を語った切り抜き(盤上の珍事)も紹介しよう

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さいたま南市民囲碁大会

2016-02-21 20:38:58 | 日記

80名で熱戦!

梶谷五段、浅野三段、長谷川二段、川住1級、林2級が優勝!

 さいたま南市民囲碁協会の第10回囲碁大会が2月21日(日)さいたま市南区別所のサウスピア内武蔵浦和老人福祉センターで行われ88名が参加し熱戦が繰り広げられた。

 大会は棋力別に1グループ16名の5組(A、B、C、D、E)に分け変則スイス方式のハンデ戦(持ち時間30分)で行われた。

 A組は前回優勝の梶谷和雄・五段が安定した打ち回しで2連覇3度目の優勝をし六段に昇段。
 B組は浅野巴三・三段、C組は長谷川修・二段が初優勝しともに昇段。
 D組は川住哲美・1級が好敵手斉藤勇・1級を決勝戦で破り通産4度目の優勝を飾り念願の初段を勝ち取った。
 
E組は2級同士の決勝戦になったが林三男・2級が初優勝し1級に昇級した。



表彰者、昇段昇級者は下記の通り
A組
 優 勝 梶谷和雄・五段(六段に)
 準優勝 岸本清・六段
B組
 優 勝 浅野巴三・三段(四段に)
 準優勝 中村文男・三段
C組
 優 勝 長谷川修・二段(三段に)
 準優勝 酒井博・初段
D組
 優 勝 川住哲美・1級(初段に)
 準優勝 斉藤勇・1級
 (昇級)酒井正・2級(1級に)
E組
 優 勝 林三男・2級(1級に)
 準優勝 松田嘉正・2級(1級に)
 (昇級)柳田桂子・2級(1級に)
 (昇級)藤井信也・3級(2級に)
 (昇級)桑原英彰・3級(2級に)

 前日の会場設営、当日の受付、大会進行も会員の素晴らしい協力によりスムーズに進められました。ありがとうございました。
 次回大会は6月(総会兼ねる)です。

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