本因坊三代を生んだ街の囲碁普及
市内全小学校に「囲碁クラブ」
昨日、春日部ジュニア囲碁普及会会長と幸手市を訪ねた。春日部ジュニア囲碁普及会設立の報告と5月に予定している「第1回春日部ジュニア囲碁大会」への参加お願いのためである。
幸手市教育委員会M生涯学習課長、課員2名と1時間30分ほど、話し合いをさせていただいた。
幸手市は平成11年度から市内石造物調査を始め、平成15年に本因坊家第九世「察元」の墓石が発見され、その後、第八世「伯元」、第十世「烈元」の墓石が続けて確認され、街はわいた。
平成19年には、学校囲碁指導員講習会を開催するとともに、市内10の全小学校に「囲碁クラブ」を設け、囲碁普及に取り組んでいる。
埼玉県で一番すすんでいる市と言ってよいと思います。
平成19年から市内小学生を対象にした「第1回小学生囲碁大会」を始め、昨年11月に4回目が実施された。
大会名も3回目からは中学生も参加できるよう「子ども囲碁大会」と大会名を替えている。
幸手市で行われた学校囲碁指導員講習会には、先生、地元囲碁愛好家が約40名ほど参加し、指導講習をうけたあと、囲碁愛好家が市内、各小学校で囲碁指導のお手伝いをしている。
私も平成19年に3回訪れ、TD教育委員長にもお会いした。
埼玉県の他市をみると、北本市、川口市は教育委員会の理解のもと、学校での囲碁普及に取り組んでいるが、市内全小学校に囲碁クラブを設けるまでに至っていない。
教育委員長自ら取り組んでいる幸手市は、私からみれば、羨ましい限りである!
こんな素晴らしい取り組みをしている、幸手市の学校囲碁指導員の皆さんとスクラムを組み、越谷、春日部、杉戸、幸手でジュニア囲碁大会の交流をし、「権現堂」の桜のように綺麗に花を咲かせたい!
帰りに権現堂に行ってきました。本当に満開でした。