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生理心理学講義7 バイオフィードバック1

2009-01-31 18:03:38 | Weblog
バイオフィードバックはいまや辞書にも出ている一般用語。
1960年代に開発された技術で、医療への応用が盛んです。
脳波や筋電図を簡単に測定する装置に比較回路を入れて、α波や筋活動の出具合を人間に教える装置を使えば、生理反応を自在にコントロールすることができるようになります。
α波のバイオフィードバックはリラクセーション訓練と併用すれば、緊張が解けてあがり防止にも使えます。
額部筋電図フィードバックをつかえば、筋緊張性頭痛の軽減に役立ち、頭痛薬と併用するといいですね。
Dr.Kamiya先生とM.E.Miller 先生の名前は覚えておきたいですね。

1960年代のバイオフィードバック開発の文化的背景についてもお話しました。
東洋への関心が強まった時期でした。インドのヨーガ、日本の禅が欧米人には脅威だったのです。


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