『パンとサーカス』島田雅彦 2023-12-03 08:28:11 | 読書 この本はいったいなんだろ! 小説にはちがいない。 文体は、どこかこなれない翻訳本を読んでいるような感じで、 例えば場所の細かい描写などはなく、筋書きがどんどん運ばれていく。 レポート的な? そんなそっけない書き方なのに、その内容にぐんぐん先へ導かれる。 そして、今の日本を考え、怖くなる。 日本人であれば、読まなければならない本だと思う。