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ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

アートを通じた学びを考える定期勉強会『スルー』

2011-06-12 08:00:25 | お知らせ

『スルー』は、『しなリレ』を主宰するキューピーさんが主催者側の一人として関わっていて、私を講師にと言ってくださいました。

キューピーさんは小学校の先生ですが、今は休職して大学院で学んでいます。

申し込みは、キューピーさん kaicook@gmail.com まで。 


【第12回スルー】

日時:6月26日(日)13時~16時
場所:山科青少年活動センター
    (http://www.jade.dti.ne.jp/~yamasei/)
参加費:700円
講師:武田富美子さん
(HP) http://www.drama-ee.net/index.htm
プロフィール:元京都府立高校教諭(理科)。その後、家族で沖縄へ移住。子どものアレルギーがきっかけで、琉球大学でダニアレルギーの研究。その一方で、心理劇に出会い、沖縄国際大学非常勤講師としてドラマ手法を用いて教員養成教育を始める。現在、立命館大学生命科学部准教授。理科教員養成の科目の他、教職関係の科目を担当。著書に『学びの即興劇―テーマを掘り下げ、人間関係を結ぶ―』(晩成書房)がある。

テーマ:「演じることを通して学ぶー学校教育に活かすドラマの手法」
内容:即興劇(ドラマ)の手法を取り入れた学び方 体験ワークショップ
     ・ウォームアップ  身体表現を通して「対照な図形づくり」について学ぼう
     ・即興劇を演じながら「成績」について考えよう
     ・ふりかえり

※当日の服装は、なるべく動きやすいものがいいと思います(ジャージでなくても、動きやすければ可)

アートを通じた学びを考える定期勉強会『スルー』 とは

関西の現職小学校教員、NPO、文化関係者が集まり、アートを活用した学びについて、「その意義や価値について考え、今後のよりよいアートを活用した学びのプログラムのあり方を考えること」、「教員がクリエイティブな活動を楽しみ、普段の授業の実践へのヒントを得ること」を目的として開催している研究会です。『スルー』という会の名称には、「アートを"通じて(through)"学ぼう、刺激を受けよう」という意味が込められています。

この会は、「NPO法人子どもとアーティストの出会い(http://www.npo-kad.com/)」、教育関係者による任意団体「教育の多様性体感プロジェクトCORE+(http://core-plus.jimdo.com/)」とが共同で立ち上げ、TOA株式会社の協賛により、2010年7月から定期的に開催しています。

なお、各回の「スルー」の様子は、ブログ「社会とともに、TOA。(http://www.toa-csr.jp/)」からご覧になれます。


学校という劇場から―本の紹介

2011-05-31 23:12:51 | お知らせ

教師と生徒をつなぐあらゆるものを教材というなら、この本は教材としての劇・演劇的手法(ドラマ)について述べています。

Photo_2

本の成立までの経緯(どういう過程を経て最終稿ができあがったか)も面白いけれど、目次にあるように、それぞれの問題意識にまず興味を惹かれる。それぞれのドラマへの思い入れが、それぞれの角度から語られている。

これは、演劇サイドではなくまぎれもなく学校というサイドからドラマを見ている人たちの書いたもので、だから私には共感することも、あるいは逆に「う~ん、私ならこう思う」ということも含めて、とても身近に感じます。

著者の高山先生や小林先生は顔見知りなので、意外な一面を知ることが出来てそれだけでも面白かったし、一番私に受けたのは、平田先生。

「だいたい演技を習いに行くと、自分を開放しろだの、意識を分散しろだの、力を抜けだの、丹田を探せだの、無理難題をふっかけられて、私にはどうしてもついていけないのである。」そうだそうだ。

なのに、ドラマに魅せられて・・・。地域の演劇人とのコラボを追求するのです。

学校をオープンにして、地域の専門家を招きいれることはとても大切。そういう面でも、ドラマは教育や学校を見直す大切なアイテムだと思うのです。

個人的レベルでの絶賛! なのですが、それにとどまらない。学校教育とドラマの関わりの多様性と可能性を感じさせる良書です。

Photo

「学校という劇場から」佐藤信 論創社 2011年


免許更新講習講座

2011-05-03 00:07:46 | お知らせ

8月8日に予定しています免許更新講座「コミュニケーションを育むドラマの手法」

おかげさまで定員オーバーの申し込みをいただいています。

昨年は定員に達しなかったのがウソのよう。政権交代で「もう免許更新講座は無くなるのでは」と思っていたのが「無くなりそうにない」となったのでしょうか。2日間の計画を1日に変更したのが良かったのでしょうか。

申し込んでいただいたのに参加できなる方が出てくるものと思われます。その方は申し訳ありませんが、前日、8月7日に、真弓さんのワークショップを予定しています。まだ、場所や時間は決まっていませんが、そちらに参加していただけると嬉しいです。

詳細はまたこのブログで。


プレイバック・シアター日本大会中止のお知らせ

2011-03-16 18:18:15 | お知らせ

毎日落ち着かない日々を過ごしています。

地震・津波・原子力発電所の事故についての連日の報道。ことの大きさに、ことばも見つからず、知人が無事であってくれることを祈るのみです。私に何ができるのかと思いながら。

安全と言い張っていた原子力発電所ですが、自然の大きな力の前に、人間の無力さを思い知らされます。他所の事と言っておれません。

表記のとおり、プレイバック・シアターに本大会が中止となりました。計画停電の影響もあり、決断されたようです。久々に、いろんな方に会えることを楽しみにしていたのですが。

被災された方々が一日も早く日常の生活に戻れることを願っています。


獲得型教育研究会―春のセミナー

2011-01-30 10:12:14 | お知らせ

毎年恒例となってきた獲得型教育研究会・春のセミナーです。

3月26日(土)10:00~17:10 日本大学文理学部・百周年記念会館

「学びへのウォーミング・アップ―コミュニケーションの土壌を耕す70の技法」の本の紹介を兼ねて、講演・ワークショップが行なわれます。

私もワークショップの一つを担当させていただきます。

ホームページから参加申し込みができます。

http://www.kakutokuken.jp/index.html