今週末はF1イギリスGPが有ります。
イギリス人のドライバーが3人、他にもイギリスのチームや、イギリスにファクトリーがあるチーム、中嶋一貴選手のようにイギリス在住のドライバーなど、イギリスに関わりの深い人やチームが多く、母国GPとして力が入る人が多そうです。
そして、そのイギリスも日本も島国ですよね。今回の本は、もっと小さな島で活躍している人のお話です。
離島の診療所で頑張っておられる、瀬戸上健二郎先生の著作です。
ドラマになったDr.コトーのモデルになった方だそうですが、ドラマ以上の人間模様が描かれています。
ドラマを見た時、離島の診療所で手術なんて…と思ったのですが、この先生は、いろいろな手術を行われているようです。
大変失礼いたしました。とはいえ、さすがにドラマのように医師一人看護師一人ではなく、医師の応援を頼み、看護師も複数いるようですが…。
離島など、僻地では医師を選べません。そして、医師も患者(病気)を選べません。
都会にいれば、風邪は内科、怪我は整形外科と医師(病院)を変えますし、医師も看板に掲げる診療科により患者(病気)を選べます。
確かに専門の先生の方が安心ですし、専門の病気の方が自信を持って見ることが出来ますよね。
でも、この先生に命を預けるしかない!という状況での信頼感って、それ以上の医療が出来るのかもしれませんね。
ただ、お休みの日も急患や往診が入ってしまったり、代わりの医師をお願いしないと島を離れられない現実など、厳しい環境である事も事実です。
医師不足、医療崩壊が叫ばれていますが、まだまだ頑張っている先生も多いと思います。
そんな先生方が報われるような制度になって、どこにいても安心して医療の受けられるようになって欲しいと思いました。
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私には出来るか自信はありませんが、医師になるならそれだけの知識や経験や技術、そして人間性を身につけたいと思いますね。
田舎好きな私には、憧れでもあり、恐怖でもあり…。
是非一度読んでみたい本です。
さすがに離島でったった一人、という訳ではなく、島にいくつか診療所はあるようです。でも、地域に一人は変わらないですね。
国立病院の外科医長まで勤めた方だから出来る医療もあったようですが、肺ガンが専門だった先生が、小児科から老人医療、産婦人科、そして獣医までも勤めているそうです。
離島・僻地を卒前・卒後教育に!とも書かれていました。
読みやすい本ですし、お時間が取れましたら、息抜きにでも読んでみてください!