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自然治癒力を弱める三大栄養素の過剰摂取

2011年11月07日 | 自然治癒力
[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(271)


私たちの生命は、自然界の「生命ある生物(食物)」によって生かされています。
「生きた食物」には、自然の摂理に基づく
「適度に均衡した栄養物質」が含まれています。

その内、糖質、脂質、蛋白質の三大栄養素は、
脳と体の健康維持に不可欠な物質です。
欠乏によって、自然治癒力、免疫力が低下し、
多くの器官系の機能障害をまねきます。

一方、それらの栄養素の過剰摂取は、すでに述べている通り、
自然治癒力を弱める原因になります。

「糖質」
脳のエネルギー源である「糖質(炭水化物)の過剰摂取は、
肥満の要因や自然治癒力を弱めるとともに
脳にも悪影響を与えます。

ブドウ糖が脳内でエネルギーに変換されるとき、
反応性の強い活性酸素(フリーラジカル)が生じるからです。
この酸化を引き起こしやすい活性酸素を必要以上に発生させると、
脳の神経細胞を傷つけ衰弱させる原因になります。
ですから、ブドウ糖の過剰も脳の健康にとっては良くないのです。

「脂質」
脂質の過剰摂取も多くの問題を発生させます。
「糖質+脂質」の合体食品(ドーナッツなど)は、
脂肪細胞に効率的に摂り込まれて脂肪量を増やし肥満します。

・飽和脂肪酸を多く含む乳類(約70%)や肉類(約40%)の
過剰摂取は自然治癒力を弱めます。
また、飽和脂肪酸はコレステロール値上昇させるて
冠動脈疾患他の誘因になります。

・オメガ6脂肪酸は、獣肉類に多く含まれており、
その過剰摂取は、脳の炎症など健康維持に悪影響を与えます。
ファーストフードやスナック菓子類には、
オメガ6脂肪酸が多く含まれていますので、常食は避けるべきです。

・トランス脂肪酸の過剰摂取は心臓疾患の原因になることが判明しています。
マーガリンやショートニングに多く含まれており、
心臓疾患につながる悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを
減らす働きがあります。

乳脂肪は、唯一の「天然トランス脂肪酸」の摂取源です。
乳脂肪だけに天然のトランス脂肪酸が含まれているのは、牛の胃に棲む細菌が、
不飽和脂肪酸から天然のトラランス脂肪酸を つくっているからです。

「蛋白質」
蛋白質の過剰摂取も自然治癒力を弱めるとともに、
高蛋白食は体にリスクを負わせることになります。
リスクとは、肝臓や腎臓に重い負担をかけるとともに、
敏感な器官を毒性代謝物(アンモニア)にさらす恐れがあります。


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