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バイデンは自ら墓穴を掘り、アメリカの一極支配を完全に終わらせてしまったかもしれません

2022-03-19 08:39:45 | 政治
なんということでしょう
前回の日記で、私は予想外の金融マジックに遭遇してしまいました
今回は前回の続きで、人民元がドルにとって代わって世界の基軸通貨になる。。という悪夢のシナリオについて考えてみたいと思います

前回ご紹介した記事を元に日記を書いていきます
バイデンは、制裁のためにロシアをドル取引市場から締め出しました
ところが、世界の市場はそれに激しく反応し、商品市場価格が暴騰する結果となりました

たとえば、これまでは、原油の国際市場はサウジアラビアとロシア、そしてトランプ大統領の時はアメリカも国際市場に原油を輸出しており
その他ベネズエラや東南アジア諸国などの産油国も含め、沢山の産油国があることで、結果的に市場価格は下がり
世界のエネルギー価格は安定し、世界経済は安定していました。ところが、です
バイデン氏がまれにみるインチキ選挙でアメリカ大統領になってからというもの、アメリカは厄災に巻き込まれ続けています
なんと言いますか、カラミティ・ジェーンならぬカラミティ(厄災)・ジョーですね
まずバイデン氏は、世界有数の埋蔵量を誇るアメリカのシェールガスの採掘に、大統領令をもって強烈な制限を課しました
おかげをもって、アメリカは世界の石油輸出国から1年もたたずして転落し、石油輸入国になってしまいました
これが2021年ごろから、コロナの影響でエネルギー需要が減っているにもかかわらず、石油価格が高騰した理由の一つです
そして今回の原油価格の急騰です。。これもバイデンの政策が引き金となりました。。まさに貧乏神

さらに、ロシア産の様々な資源が手に入らなくなる懸念から、商品市場価格がどんどん急騰していますが
一人ほくそ笑む国があります。それが中国、というわけです
ロシアの貿易相手の中で、中国は大きな仕入れ先でもあり顧客でもあるわけです
ですから、これからはルーブル-人民元で取引をすればいい、というわけです
中国もロシアも、ともに人民元とルーブルが自国通貨ですから、特に発行制限はない訳で、問題はないわけです
もし、ロシアがデフォルトになりそうならば、人民元で中国がロシアの代わりに商品を購入し、ロシアは中国に資源を提供する
これで持ちつ持たれつの関係になります
こういう関係が構築されていくと、ロシアは完全に中国の人民元体制に取り込まれていくことになりますが
国際社会からドル体制で締め出されている以上、どこかの通貨を使わなくてはロシアは生き残れないわけです
こうして、バイデンはロシアを敵視するあまり、巨大な対抗馬を2つに増やしてしまいました
バイデンみたいな馬鹿は死んでも治らないんでしょうね

そして厄介なことに、ロシア制裁は西側陣営の強烈な資源不足によるインフレを招きます
インフレは経済のリセッション(減退)を招き、西側諸国の経済全体が衰退に向かう一方、
中国は安い資源の確保によって、経済のリセッションを最小限にできます
インフレというのは、そもそも「通貨の価値の下落」のことです
ですから、相対的に見て、ドルの価値が下がっている、と言えるのです
また、ドルの基軸通貨体制(ブレトンウッズ体制その2)に入っている西側諸国の通貨も
商品の相対価値に比べて通貨の価値が下がっている、と言えるのです
つまり、ドルを基軸としている限り、自国通貨も価値が下がることになる、と言えるのです
これが問題なんですね
人民元を使えば商品が安く購入できる。。ということになれば、世界的に人民元を保有する国が多くなります
これが基軸通貨人民元の始まり。。。つまり「ブレトンウッズ体制その3」ということです

今現在、世界の原油取引はすべてドル建てですが、これがロシア制裁によって
「安い原油や天然ガスは人民元でないと買えない」ということになってしまいます
これには、ユダヤ系金融資本もディープステートも真っ青なんじゃないでしょうか?
基軸通貨を支配するものが世界を制す、というのなら、やはりドルによる世界支配の終焉、ということになってしまいます

また、ポズサー氏は
「中国は世界の資源を買うためにアメリカの国債を売り払うことが、中国のインフレを抑止し、西側の商品不足と景気減退、金利上昇を招く」
と書いていますが、その通りだと思います
安く商品を買うことのできないドルを保有する目的で、アメリカ国債をいったいどれだけの国が買うのでしょうか?
中国がアメリカ国債をどんどん売り払っていった場合、今度こそ、アメリカ国債は急激な下落を起こすことになるかもしれません
ドルを買い支える国がないからです。。。ドルを下落させれば、安く商品を買うことのできる人民元の価値が相対的に上がります
当然、アメリカ国債の長期金利も上がることになり、危機的状況になります
では、ドルを買い支えるために日本が買いますか?いや、無理でしょう。。日本もインフレによる景気減退の影響を受けていますから

日本の専門家にも、ロシアはデフォルトの危機。。。ということで、もはやロシアは持たない、と思っている人もいるようです
しかしそれは今現在のドル基軸経済の下での話です
ドルの信認が根底から揺らいでしまった場合、地殻変動が起きて、西側諸国の経済も地盤沈下を起こすことになりかねません
ロシアがドル建て決済でデフォルトになる危機よりも、もはやアメリカのデフォルト危機を心配しなくてはならなくなりました
もしかすると、バイデン大統領というのは、世界に地殻変動を起こすために神が地上に遣わした、本物の疫病神なのかもしれません

その兆候ともいえる記事が、ちらほらと散見されてはいるのですが。。。。この辺りは次回の日記にてご紹介しましょう

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