安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

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アメリカや欧州の主要銀行が酷い債務超過に陥っている件について

2023-11-19 03:02:03 | 政治
投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェット氏が、自身の投資会社の保有する米国銀行株を次々手放した、という話が聞こえてきています
ウォーレン・バフェットと言えば、天才的な投資家として知られているわけですが、この人のことを色々調べてみると
別に特別なことをやっているわけではない。。。という事が分かります
バフェット氏の投資は、要するに「将来性のある企業に長期的に投資を行い、場合によっては経営についても指南を行う」というものです
つまり、投資家としては極めてオーソドックスなスタイルであり、王道と言えるものなのです

うろ覚えではあるのですが、数年前、バフェット氏が投資した航空会社から、中途半端に資金を引き揚げる、という事がありました
その時バフェット氏は資金を出した投資家たちへ「投資すべき対象を読み違えた、皆さんにお詫びしたい」みたいなことを言っていたと思うのですが
その投資を引き上げた理由について、「その航空会社は、経営再建のために政府からのテコ入れ資金を受け取ったから」
つまり、政府からの税金投入で救済されたからだ、というニュースをどこかで読みました
要は、バフェット氏は、「政府からの資金援助を受け取ったことで、その航空会社は本当の意味で経営再建できない」と、判断したと言います
そのエピソードを見た時に、「人間としての評判はともかく、バフェットという人は大した人物だな」と感心したことを覚えています

今日私が考察したいことはですね、実は、バフェット氏が銀行への投資資金を引き揚げた理由について。。。ですね
多分、単なる損得だけじゃないんだろうな、と思うわけです
数年前、安倍政権のころの話ですが、幸福の科学の大川隆法総裁が、日銀のマイナス金利について、意見を述べられたことがありました
「中央銀行のマイナス金利は、資本主義の精神を傷つけることになります」と、大川総裁は言ったんですね
当時の私はその意味が分からなくて、どういう意味かを考え続けたんですが、とうとうわからずじまいでした
今も本当には分かっていないと思うので、これからも考え続けようとは思っていますが
大川総裁は別の説法でこういう事も言ってたんですね
「バンカー(銀行家)の仕事の本分は、企業に資金を貸し出して、企業を育て成長させることにある。。。それが銀行の使命だ」
と、そう言われたんですね
それで私は、「ああ、そうなのか。。。それが資本主義の精神なんだな」と思ったわけです

そこで今日、「アメリカと欧州の銀行が多額の債務超過に陥っている」という、あるアナリストの記事を読んで思い至ったことがあるんです
コロナ全盛のころまで、世界的な超低金利の時代が続いていた。。。
低金利でお金を貸し出しても銀行は儲からない。。。だから銀行はバンカー(銀行業)以外のことに血道をあげてしまった。。。
つまり、超低金利の時代に、銀行は資本主義の本分を忘れて、単なる投資のギャンブラーに成り下がった。。。という事ではないかと
そう。。。。思い至ったんです
大川隆法総裁は、「資本主義の精神とは、勤勉の精神だ」ということを何度も説いています
つまり、ギャンブルで儲けなさいとは一言も言っていない。。。銀行に「割のいい金融商品を買って儲けなさい」とは言ってないんですね(笑)

例えば日本でも、銀行は貸出金利じゃなくて、「手数料収入」で収入を得ようとしたりしています
これ、本来はバンカーが考える銀行業じゃないと私は思います。。。だって、お賽銭から手数料をかすめ取るのが銀行の仕事ですか?
有名な神社仏閣だって困ってますよ。。。正月にお賽銭をもって銀行に行ったら、多額の手数料を取られたって(笑)
日本の銀行の営業が、保険商品を売って手数料収入を得るって。。。それも銀行の本分とは少し違いますよね?
大川隆法総裁は言ってましたよ、「銀行家はお金を貸し出して企業を育て、世の中の発展に貢献することに誇りを持ちなさい」ってね
いま考えても、凄い経営の悟りだと思いますよ

話はアメリカと欧州の銀行の話に戻りますが
このアメリカの銀行も欧州の、例えば経営危機が囁かれているドイツ銀行やクレディスイス銀行なども
要するに、リターンの多い金融商品を買って儲けようとしていた。。。まあジャンク(ガラクタ)債を買い込んで
それが価格下落したら自社の資産価値が目減りして、それが債務超過の原因になっているんでしょ?
要するに、銀行家としての本分、つまり、資本主義の精神を逸脱して、投機的な儲け話に走って危機に陥ってるんでしょ?
こういう、「銀行の王道を踏み外してギャンブルに血道をあげている」銀行に対して、バフェット氏は投資を引き上げたのでは?
要は、将来破綻する可能性が高いという事でしょうね。。。
それは、単なる債務超過だけでなく、経営者の考え方の問題が大きい、という事でしょうね

私は思うんですが、資本主義の王道を離れ、投機的なギャンブルはいつまでも続かないですよ
今の日本人の多くが、投資に熱をあげている状況ですが。。。これも、長続きしない可能性があります
私は、資産防衛はいいと思うんです。。。でも儲けのためにギャンブル的なことをするより
やはり節約し努力をして資金をコツコツ積み上げ、それを大きく資金投入して大きな仕事にしていく
そうであってこその資本主義の精神だと思うんですよ。。積小為大。。。小を積み重ね大を為す。。。
その努力を差っ引いたギャンブルは長続きしない
これが、これからのサバイバルのキーワード。。。ミソだと思います

今日はこの辺で。。。それではまた
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