安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

仏教に見る利自即利他と自助(セルフヘルプ)と国政

2020-04-23 07:03:07 | 政治
外食産業で明暗がくっきり分かれてきつつあります
テイクアウトをいち早く取り入れたお店が成功し、店外飲食の売り上げを伸ばしているのを見ると
結局、環境を言い訳にした者が淘汰される、その厳しい現実を見せられているように感じます

私の地元でも、ウーバー・イーツが売り上げを伸ばしつつあるようです
寄らば大樹の影、という訳でもないでしょうが
ウーバー・イーツに登録するお店が増えているようです
しかし、ウーバーのようなプラットフォーム・ビジネスは、やはり日本の会社にやってほしい
そう思うのは私だけじゃないでしょう
外国が参入してもいいが、本社を外国に置くだけで税金を逃れる方法がいくらでもある。。。
こんな状態は放置すべきではないと思います。。。話がそれました

ウーバーの是非はともかく、ビジネスの世界では、苦境に立つほどイノベーションが進む
というのが本当のところです
順境の時には改革の必要性は起きない。。。だから、時折、経済苦境があることも
結果的には経済にプラスになることもあるのだ、という考えかたがあります

私が今日何を言いたいのか?というと
政治家の基本的な考え方の筋として、「政府は国民の補助的援助者であるべき」
という考え方なんです
経済が苦境にあるからといって、国が経済を丸抱えにして救う。。。という考え方は間違っている
決して、国が国民を食べさせる。。。などという考え方を持ってはいけない

仏教には利自即利他という考え方があります
この利自とは、決してエゴイズムのことではありません、自分だけを利するということではなく
言い換えれば「自助」のことです。つまり自助即利他。。。です
とりあえず、どんな時であっても、「いま自分にできる努力をしよう」
どんな人でも、どんな立場でも、できることはある

いま政府の緊急経済対策に対して多くの批判を受けておりますが
「国がなんとかすべきだ」ということを強調しすぎて
「政府はお金をどんどん刷って国民に配れ」と
全てを際限なくばら撒き続けることに対しては、警鐘を鳴らしておきたいと思います

緊急経済対策で思い切った資金投入するのは良いことだと思います
しかし、政府は、ある程度のところで見切りをつけて、経済を再稼働すべきです
国民に自助。。。セルフヘルプの精神を求めていくべきです

とは言っても、今の政府にはまったく政治的な信念が感じられません
場当たり的で、緊急避難の意味もよくわかっていない。。。出すべきお金を出し渋り
少額のお金を捻出したかと思えば、単なるバラマキにしてしまう。。なんと情けない政府でしょうか?
政府が国民の補助的援助者であるべき。。。というのは
ばらまくんじゃなくて。。。国民の足かせになっている税金や重い社会保障費を軽くしろ
と言っているんです
国の政治に経営のマインドを持ち込め、と言っているわけです
一時的に税収は減っても、経済の規模を大きくして、みんなの収入を増やして、国が繁栄すればいい
国が繁栄すれば、税収もまた増える。。。税収が増えるのは国民が豊かだから
この考え方を、政治家は持つべきだと、私は信じてやみません

個人個人が今できる努力をし、豊かになっていく過程で、国全体も繁栄していく
これこそ、仏教の説く「利自即利他」の精神です
今の日本に必要なのは、本当はこの考え方ではないでしょうか?


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