安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

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そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

インフレ・円安・大不況時代の処方箋(サバイバル術)

2024-06-09 00:34:12 | 政治
まずはこちらの動画をご紹介します


この動画の中で、里村さんが私の本心とまったく同じことを述べておられました
「日本円の価値は、日本にどれだけ買いたいものがあるかによって決まる」
これが私の感じる「物事の本質を見る目」だと思います。。。里村さんはやはり本質が分かっていらっしゃる

巷では、円安の理由を「円キャリートレードによるもの」だとか、「日米の金利差によるもの」だとか、いろんな分析がなされています
しかしながら、たとえ日銀の公定歩合が世界水準で見てどれほど安かろうとも
日本の経済力。。。いや日本の開発力や先見力、製造能力さえ世界をリードする水準にあれば、決して円安になどなるはずはないのです
本質的に見れば、「日本から買いたいもの(製品)が沢山あれば、日本円の価値は下がらない」わけです
これが物事の本質でしょう
例えば、外資が投資をするのであっても、金利の安い日本の銀行から資金を借りて日本の会社の株を買ってくれれば、円売りにはならないわけです

では、いまなぜ日本円が安いのでしょうか?その原因の本質とはなんなのでしょうか?
それは。。。。日本人から勤勉の精神が失われつつある、ということ
もう一つ深く本質を探れば。。。。日本人の精神性から宗教的美徳が失われつつあること
これに尽きると思います
私は最近になってすごくよく理解できたことがあります
それは、たとえいかに人口が多かろうとも、精神性の低い自己中心的な国民性の国が豊かになることはない。。。まさに中国がそれです
国が一流の資本主義国となる過程においては、根底に国民の宗教的倫理観と資本主義の精神が必要です

このように、物事の本質的部分から世界を見渡すとどうなるかというと
まあ、今のアメリカからは資本主義の精神が失われておりますので、アメリカの没落は意外に早いでしょうね
意外なところでは、ロシアにはロシア正教という宗教的な基盤があり、かつ宗教的倫理の重要性を理解するプーチンという指導者がいて
ロシアは経済的にも国家的にも、今後伸びていく可能性が高いと私は見ています。。。もちろん資源大国でもありますからね
中国はハッキリいって、この国が復活することはもうない。。。と思います。。。金だけ刷れば豊かになる。。。は間違いです
人間の精神性を無視した共産主義は、どこまで行っても国を豊かにすることはないと思います

日本はどうかというと。。。。日本もこのままでは厳しいですね
日本は、社会主義化していて、国民が国に飼いならされているんですよね。。。ハイエクの言う「隷属」というやつですね
「国民が貧しいんだから国が援助してくれ」みたいな風潮が蔓延していて、国民が乞食化して勤勉の精神が失われつつあります
そして、真面目に働いて勤倹貯蓄するよりも、投資でお金を増やそう。。。みたいな、安易なマネーゲームが流行りつつあります
私が日本に言いたいのは、よくある鶏が先か卵が先か、ではありませんが
「国民にお金を配れば需要が増えて経済が潤う」は、一時的には正しく見えるかもしれないが、結果的に間違っています
安易に国民にお金を配ることは、国民の自主独立の精神の妨げになります。。。ここがいまの日本政府の一番愚かなところでね
政府の政策によって国民の精神的価値が失われることは、結果的に国家の崩壊につながるわけです
だから「国家が国民の面倒を見る」という、「大きな政府」はダメだ、と何度も申し上げているわけです

私はね、日本に減税が必要だという事には同意します
しかしその減税には意味があって、「個人が稼いだお金を、税として半分もお上が召し上げるべきではない」と考えているのです
人間が自主独立の精神を保つためには、「自分の財産は自分で稼ぎ、自分が増やす」ことが必要です
日本の税負担率は今46%と言われていますので、半分は税金として取られているのです。。。これでは豊かになどなれません
今の岸田政権の考えていることは、まあ高齢化社会の国民を国が面倒を見るために税金が必要。。。という事なのでしょうが
重税がさらに、国におんぶにだっこする国民を増やしている事には思い至らないのでしょう
私は、岸田政権に批判的ではありますが、それでも、そんな政府を選んでいるのは、国民の乞食根性だと思います
物事は波長同通。。。。国民の意識もまた、岸田政権と波長同通しているということ、これこそ、日本人が一番反省しなければならないことでしょうね

それではまた
コメント
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