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リバティーメトロンより ボルトン解任の舞台裏

2019-09-12 23:07:22 | 政治
最近、日本のテレビを情報として見ることも多々あるんですが、海外の情報をダイレクトに色々取っていると、日本の報道のニュース価値そのものがほぼゼロであることを感じます。
はっきり言って、どうでもいい事しか言わない、というか、本当に大事なことは無視するか知らないかのどっちかでしょう

それはともかく

ボルトン元大統領補佐官は、トランプ政権の中でもネオコン(新保守主義)主義者であって、政権の中では多少、異色の存在でした
ネオコンといえば、これまでのアメリカの歴代大統領が採ってきた軍事戦略をそのまま踏襲する、いわばアメリカ=ジャイアン思想で
このネオコンというディープステートとのつながりの強い人物を、トランプは北朝鮮やイランへの圧力として、巧みに適材として使ってきたということなのかもしれません
とにかく、日本のニュースでは分からない、微妙な動きが理解できますね


本日もリバティメトロンの記事から引用です↓
https://libertymetron.com/posts/john-boltons-hard-line-served-president-trumps-strategy-until-it-didnt

John Bolton’s hard line served President Trump’s strategy, until it didn’t
ジョン・ボルトンの強硬路線はトランプの役に立った。そうでなくなるまでは

Six weeks after hiring John Bolton as national security adviser in April 2018, President Donald Trump pulled the United States out of the Obama-era nuclear pact with Iran and has pummeled Teheran with sanctions in the time since.
ジョン・ボルトン氏を国家安全保障大統領補佐官として任命した6週間後の2018年4月、ドナルド・トランプ大統領はアメリカをオバマ時代のイランとの核条約から撤退させ、以後の制裁によってテヘランを叩いてきました。

Analysts say Bolton, a strong proponent of pulling out of the deal, had significant influence on Trump in his early tenure as national security adviser.
条約撤回の強い提唱者であるボルトンは、早い時期の国家安全保障大統領補佐官としての在職が、意味のある影響をトランプに与えてきたと分析官は述べています。

John Bolton. / Photo by Gage Skidmore / Creative Commons / CC BY-SA 2.0 ジョン・ボルトン・写真…
But the hawkish Bolton had also pushed for regime change in Iran and Trump steadily moved away from Bolton’s hard-line stance.
しかし、タカ派のボルトンはまたイラクに体制(政体)変換を求めてきており、トランプはボルトンの強硬派路線から着実に距離を置きました

The final straw leading to his removal from the post may have been Bolton’s reported opposition to Trump’s idea to invite the Taliban for talks at Camp David days before the anniversary of 9/11.
ポストから彼を除籍することを決定したささいな最終的理由は、9月11日の記念日の前にタリバンをキャンプ・デービッドに招いて会談するというトランプのアイデアを、ボルトンが報告によって反対してきたからであると思われます。

“The president wants people to disagree with him and have debate in front of him, but … he’s the one who sets the policies,” deputy press secretary Hogan Gidley told Fox News.
「大統領は、国民が彼の意見に納得せず、そして彼の面前でのディベートを望んでいます、しかし…彼は政策立案者の一人です」とホーガン・ギドリー・ホワイトハウス副報道官はフォックス・ニュースに語りました。

“Bolton’s neoconservative bent — favoring U.S. military intervention and regime change as go-to policy options — initially added heft to the administration’s pressure campaigns against Iran and North Korea. But it also soon clashed with Mr. Trump’s desires to withdraw U.S. forces from undesired conflict zones and to persuade foreign nations to take more responsibility for global security, even if it means pressuring allies to pay more for their own defense,” Guy Taylor wrote in a Sept. 10 analysis for The Washington Times.
「ボルトンの新保守主義(ネオコン)傾向は - 軍事介入や体制(政体)変換の政策オプションを支持するので都合が良い - 最初は、イランや北朝鮮に対して、(トランプ)政権による圧力キャンペーンのため、(彼の)重要性が増していました。しかし、それもまた、望ましくない紛争地帯から軍を撤退させ、海外の国々に、たとえ同盟国にさらなる自国防衛の責任を取らせてでも、世界の安全に責任を持つよう説得したいトランプの願望によって壊されました。」と、ワシントン・ポストのガイ・テイラーが9月10日の記事に分析を書いています

Alexander Vershbow, a former U.S. ambassador to Russia and South Korea and a former NATO deputy secretary-general, said Bolton’s departure “may lead to a more realistic, step-by-step approach to North Korean denuclearization, where Bolton’s ‘all or nothing’ approach to easing sanctions has produced a deadlock despite three Trump-Kim summits.”
アレクサンダー・ハーシュボウ、先のアメリカの駐ロシア大使と韓国大使であり、先のNATOの副事務総長であったハーシュボウはボルトンの離脱についてこう語った「(ボルトンの辞任は)北朝鮮の非核化をもっと現実的な段階的アプローチに導くかもしれない、ボルトンのオール・オア・ナッシングのアプローチは、トランプ-金の3度の首脳会談にも関わらず膠着状態を作ってきました」

It was “only a matter of time,” before Trump let Bolton go, Vershbow added. “Still, the timing is ironic, coming after Trump’s termination of negotiations with the Taliban on which Bolton was right to be skeptical (maybe Trump didn’t like hearing ‘I told you so’).”
トランプがボルトンを解任するのは「時間の問題だった」とハーシュボウは付け加えた。「それでも、トランプがボルトンを解任するタイミングが、ボルトンが正しく懐疑的だったタリバンとの交渉を終えたあと、と言うのは皮肉であった(トランプは”私はそう言った”と耳にするのを嫌がったのかもしれない)」

Trump’s dismissal of Bolton clears the stage for Secretary of State Mike Pompeo and Vice President Mike Pence “to wield more influence over a raft of foreign policy challenges confronting the White House,” Taylor wrote.
トランプのボルトン解任はマイク・ポンペオ国務長官とマイク・ペンス副大統領の「ホワイトハウスが直面する多くの外交課題により大きな影響力を行使する」ためのステージを開いた、とテイラーは書きました。

National security analysts believe that Bolton’s exit could open the way for renewed “working level” talks and a possible step-by-step approach with North Korea — “an approach the State Department was once seen to advocate only to be shut down by Mr. Bolton’s demand that Pyongyang accept an all-or-nothing deal,” Taylor wrote.
国家安全保障のアナリストたちはボルトンの退任によって北朝鮮との「実務者レベル」の対話と段階的アプローチができたはずだと信じている-「平壌はオール・オア・ナッシングの交渉を受け入れろ、というボルトンの要求によって、国務省のアプローチが、ただ打ち切られるべきだと主張されるのを一度見ているのです」とテイラーは書きました。

Pompeo’s “background as a tea-party-backed star in the House of Representatives has made him more adept at working personally with Mr. Trump, particularly ...
(マイク)ポンペオの「下院議員のティーパーティー組織(減税運動の組織)の支持を受けたスターとしての経歴は、トランプ氏と個人的に働くことによって熟練してきた、特に。。。

以後の記事はこちらでお読みください↓
https://libertymetron.com/posts/john-boltons-hard-line-served-president-trumps-strategy-until-it-didnt
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