最近、国会議員の皆さんがやたらと「地方再生」という言葉を使います
言葉を聞けば「良いことだ」と思うかもしれませんが、正直私は、今の国会議員に地方再生なんてできないだろ
と思うわけです
まず、よく聞かれる言葉に「東京一極集中」という言葉があります
これは主に悪い意味で使われているわけですが、実は、経済発展の観点から見ると、東京一極集中を批判するのは間違っているのです
まずですね、過疎の地域に発展性があるか?と問われると、どうですか?
集落に10軒ほどしか家が無くて、20人も人がいなければ、そこにはスーパーもコンビニも誘致できません
つまり、人口が少なければ少ないほど、経済規模は乗数的に小さくなるのです
これを地方再生に置き換えてみればどうなるかというと
東京からはどんどん人が減り、経済規模が乗数的に小さくなり
地方へと人口を分散させることで、日本全体の経済規模は小さくなります
これはお金の性質の時にも申し上げましたけれども
お金はまとまって大きく使えば大きな経済効果を生むが、同額を多くの人に配れば大きな経済効果を生まない
同じように、人口が集中すればするほど、そこに経済的なチャンスが生まれより大きな経済効果を生むが
小さな集落に振り分けるように人口を分散させたならば、それは政治家が思うような経済効果を生まない
ということなんです。。。まあ、経済を知らない政治家には、地方再生なんてできっこないでしょう
ではどうすればいいか?なんですが。。。。これは過去の幸福実現党が掲げていた具体的政策集に色々良いものがありました
まず、リニアを日本全国に張り巡らせること、そして「交通革命を起こすこと」です
この意味はね、「ヒト・モノ・カネ」をどんどん動かしたところに経済発展はある、という考え方なんです
その通りです
幸福実現党大川隆法総裁は、経済そして経営においてもピカイチの慧眼の方だと思っています
人・物・金を動かすのに、物理的に人間の移動を早くし、多くの人が行き来する経済圏を構築する事
例えば、大阪・関西圏だけでなく、中国、四国、九州までリニアを通し、物流と人の移動を格段に速くすれば
関西・四国・中国・九州が一つの経済圏になる。。。これこそ、本当の地方再生なんですよ
幸福実現党が小さな政府を掲げているので、こういう公共事業を言っていることに驚かれる人もいるかもしれませんが
政府の役割というのは、民間にできないことを、大きな資金を投入して実現する事でもあるんですよ
先ほど言いました通り、人口が増えれば増えるほど、経済は乗数的に発展します
ですから、例えば朝リニアに乗って大阪に出勤し、夕方リニアに乗って高知の自宅に帰る
そんなことがあってもいいわけです
今日はちょっと違う毛色の話をしました
小さな政府とは、実はお金を使わないことじゃない
お金をばら撒くんじゃなくて、多くの人がワクワクするような国を創る手助けをすることでもあります
ばら撒くんじゃだめなんです。。。大きな経済的チャンスを作って、多くの人が豊かに働けるようにすること
それこそ、本来の「小さな政府」の姿なのです
追加の情報を一つ
イスラエルがシリアにあるロシアの空軍基地を攻撃したそうです
ロシアの方も、イスラエル内の邦人(ロシア人)に退去命令を出したそうですから
ロシアから一部イスラエルへの攻撃。。。という事もありえます
これから中東にロシアがどうかかわっていくのか?注視していく必要がありそうです
それではまた