暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

高齢者を取り巻く医療環境

2019-10-08 05:40:50 | 暮らしの中で


現在の高齢者よりはるかに深刻な状況に置かれる「未来の高齢者」である。
      50代の現役サラリーマンが年金受給開始年齢を迎え、60代は後期高齢となる・・
2035年取り巻く環境はどうなっているのだろう・・・

内閣府令和元年版高齢社会白書によれば、総人口の減少と高齢者の増加によって・・・
        日本の高齢化率は上昇を続け、16年後の2035年には32.8%に達する。
国民の3人に1人が65歳以上になり、「住民の半数が65歳以上」となる自冶体が132市町村に
   達すると国立社会保障、人口問題研究所の推計だ・・高齢者をより取り巻く環境は、
より厳しさを増し、現在の当たり前が存在しなくなるケースも出てくる医療はどう変わるか、

高齢になると医師に掛かる機会が増える高齢化の進行により2040年には首都圏の大都市で
    17万人の病床が不足するという・・健保保険組合連合に寄れば、国民医療費は、
2015年-2025年にかけて57.8兆円にまで膨れ上がり、2018年10月財務省財政制度審議会では、
  「入院医療費と病床数に強い相関が見られる」として病床数削減が提案されている。

国は病床数削減で入院出来ない事態を見据え、在宅医療を推進することでカバ-をしょうと、
    するが現在でも一部地域では週末期医療まで対応できる医師が不足している。
75歳以上の死者数は2010年からの25年間で1・88倍に増加すると予測される・・・
       終末期医療を担う医師不足にね拍車がかかる。

終末期医療は、24時間365日の往診も珍しくない激務で、患者の最期を看取る対応は、
     出来ておらず、志望者少なく医師が増える見通しは立っていない・・・・
一方患者数は増え続け、35年には高齢化の進む都市部では医師の供給が追いつかず、
        終末期医療を受けられなくなる怖れがある・・・・
2035年65歳以上の高齢化を迎える御仁は、「備えあれば憂いなし」の準備が必要かも!!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする