FUJISUZUKO

藤鈴呼

夕陽を眺めると

2014-09-25 23:24:02 | Weblog



とろけそうな地の色に
流れ出す血の色が 映えている

生え際の隙間から
飛び出した 白い眼も

焼いた魚のように
静かになる夜

痺れるのは これが
電気ウナギだからだよ

ひつまぶしでも いいや
ひまつぶしでも いいやあ

小さな掛け声が
何処までも 響いて 響いて

遠ざかる 波間に隠れて
鈴虫が リーンと啼いた

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★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

一番 大切な物を 気付けない程

呑んで 呑んで 酔っ払って

危険な醜態で ホント ご免ね

誰かに 分かって欲しかったんだ

でもね. 気付いたよ

自分を 大好きに 成れる方法.

他の 誰かじゃ きっと 駄目なんだ.

**************************

私から 貴方への 最後のプレゼント

どんな愛の 言葉より

たった 一吹きの   パフュームを 君に.

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幻影の中に

全てのボクの姿を

置いてきたのだね

そして それはもう二度と

戻りは しないのだね

そんなことばかりを 考えては

さっきまでの 大爆笑の渦の中に

隠れたがっている


君が 一寸法師ならば 良かった

そうしたら ボクは お椀と 一緒になって


君という名の海を

渡る事が 出来たのにね・・・

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また 落ちてゆく

貴方の柔らかな台詞(ことば)を感じた その後で

ずぅっと前から 知っていたかのような

ここは 奈落の底

誰もが 知っている

黄泉の国を見たくて イキテイル

生きるのが辛くなった瞬間には

黄泉の国の光が 黄色ではなかった事実(こと)を

思い起こすんだ

そうすれば 赤い太陽が微笑っていて。

このボクを 見下ろしたまま

嘲笑を 繰り返していて。

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棒切れ

2014-09-25 21:34:51 | Weblog




一般的に棒切れのことを
木刀と呼ぶ

新聞紙に広げられた棒切れのような物体は
かつて生きていた魚である

その名も メクラアナゴ
こうしてみると 何か ひどく固い存在に思えて仕方ない

ところがどっこいしょ!
めくるめく や~らかさ♪ や~らし~ぃっ(違)

炒めましたるは白菜ニンジンえりんぎサン
煮込みましたるはベーコンかぼちゃスープでござい♪

コクのある穀物をゴクリと飲みこみニヤリと笑う

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命ばかりではなく
消えてしまったものには
誰もかなわない
そんなことを思う夜

儚いうちならば
微かな影を追いながら
次の朝をも待てましょう

夕方の影法師が切ないのは
迫る闇により
消えてしまうことを
知っているから

それでも
流れた涙を
止められるのは
次の朝が 必ず来ることを
知っているから

堂々巡りの考え方を
一回転させてみれば
世界は明るく
輝く筈だと

何時の暗闇の日も
何時の暗闇の心も
宥めながら
生きていきたい

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

煮こぼれた 湯気の 行方

かつて まな板は 木片だった
板 だから
落し蓋も 木製だった

中学の頃 習った 扇形の 地名
何故か シラス台地と 一緒に
脳内リフレインする 扇状地

キッチン売り場と言う名の 戦場では
木より キラキラの 
シルバー色した 扇子が お洒落
クルリと 回して 入れる

まるで 
親子丼の 卵を
穴の開いた お玉で
回し入れるみたいに
クルリと 開いて 投入する

ステンレス製の 落し蓋

此れが 如何にも 大活躍しそうで
今日び 100均でも 販売していて

見た目も お洒落で
カビも 生えずに いいカンジ

嗚呼 だけど 最近
煮物を していない

そして 
殆ど 落し蓋を 使用して 居ないんだった

心の中の言い訳を
何かと一緒に 封じ込める

今度は 煮こぼれない様に と
祈りを 絡めながら

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

あんなに
キレイだ キレイだ と
見とれながら
通り過ぎた 並木道を

どうして
忘れて しまったのだろう

振り落ちる 影法師も
降りしきる 雨粒達も
嘲り笑うようだ

無垢な 瞳で
僕を 見上げる
ベビーカーの中の
二つの 宝石が
哀しく 光った

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
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メクラアナゴ

2014-09-25 00:11:53 | Weblog




ずっと凍っていたんですよ
いただいた時には 
新聞紙で ぐるぐる巻きにされていましてね?

ゲンゲだ♪ なんて喜ぶ声も響く中
漸く日の目を見た訳なんだけれども

ちょっと違うよね、
これ、メクラアナゴだわ(はあと)

以前 炙りを入れて日本酒のツマミにして
ほくそ笑んだ時の気分が一挙に蘇って
ヨダレに押し潰されそうになる♪

まあ旦那は得意じゃない系みたいでね
前回は 日本酒と醤油で少し漬け込んでから
フライパンで炙ったのだが

今回は解凍している内に帰るコールがあり、
帰宅してそのままフライパンにIN♪

ぶつ切りにするのに ゲンゲばりに ぬるっぬる。
ゲンゲの場合はコラーゲンらしいが ハテ?

上から鮮度長持ちタイプのせおゆをたらり。
これぞ鍋肌っ♪よっ(ここで日の丸扇子をパッと開く)

炙っている内に 白い軟骨(?)が 
にゅろっと出て来るも いとキモし(爆)

にゅるって感じじゃあ ないんだよ
どう表現しようか迷ったが やはり にゅろっ(笑)

美味しくいただき 残りは明日のアテかなぁ~
酒を飲むアテはあるのか アテになろ(一句)

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

均一の支点からでも
数々の妄想が飛び出すように設定されているのは
脳の螺子でしょうか、

頭を固定しても
同じ景色ばかり見えるとは
限りませんものね。

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

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君から電話が有った時

懐かしい 映画のシーンを 眺めてた

鳴り続ける電話に 億劫さの心が 飛び出して

咳き込む 辛そうな 息に

すっかり 出るタイミングを 失って しまったまま

★,。・:*:・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°★

元気では無い人に

元気を 分け与えるコトも

笑顔が 本気で出なかった 瞬間も

螺旋状に 繋がって

君の心まで

侵してしまっては ならないから

通常モードから 離れられなくて

中々 受話器を 持ち上げられずに

★,。・:*:・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°★

お大事に

唯だ そんな

ありふれた 言葉だけが

心の中に 広がり


違う

そんなんじゃ無い

言いたい事はって

飲み込む台詞ほど

非道なものは

無いんだろう

★,。・:*:・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°★

症状が 非道くなって行く度に

逝くまでの 時間は 短く成って言って

君は 言ったよね

本当に 天使に成るとは

思わなかったんだよって


そう 呟く 君の瞳の方が

妙に 緑色を 称えて居て

近くの 草花を 見詰めながら

あの頃は 本当に

美しいなどとは

感じられなかったこと

★,。・:*:・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°★

犬神家を 見ながら

何か ケータイが 鳴ってるなぁ~ 

なんて 思いながらも

そのまま 放置 (笑)


最近じゃあ 

「 放置 プレイ ですか? 」 なんて 台詞が


普通の朝の 職場内で

「 普通の 意味合いとして 」


そして 「普通」に 会話に 昇り、

誰も 突っ込まない 女性陣

( 勿論 その中の 一人の私は

 言わないけれど 聴いている。。

 あ、 たまに 発言権も あったりして? 笑 )


何だかな。。 なんて 思いながら 

あの 金田一 シリーズは 殆ど 知らないけれど 


確か どーもと君が 

前に テレビで やってた様な?

なんて 思いながらも


一体 この ストーリーってば

ノンフィクなんだろうか と 気になって

( それだったら よっぽど 怖いのだけれども )


本編中に よこみぞせいし

( の 漢字も 書けない位 知らない 作家・・ ) 

の名前も 出て来てるなー 

なんて 思いながらの エンディングで

ようやく 「 フィクションです 」

の フレーズを 眺めて 

一安心して もうた ( 何の こっちゃ )


きっと 電話してきた 奴等は

若いから 今頃 皆で 

ぱあ~っ と 

ドライビング か オケか 呑みに

明け暮れている ことだろう ( 三者 択一 論 )


そんな訳で

久々に チャットと言うものにも 埋もれたのだけれども

何だか やっぱり あたしには 合わないなぁと

( ならすんなっ! )。。。

★,。・:*:・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°★
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