とろけそうな地の色に
流れ出す血の色が 映えている
生え際の隙間から
飛び出した 白い眼も
焼いた魚のように
静かになる夜
痺れるのは これが
電気ウナギだからだよ
ひつまぶしでも いいや
ひまつぶしでも いいやあ
小さな掛け声が
何処までも 響いて 響いて
遠ざかる 波間に隠れて
鈴虫が リーンと啼いた
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~いつかの すずザレ~ 藤鈴呼の戯言
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一番 大切な物を 気付けない程
呑んで 呑んで 酔っ払って
危険な醜態で ホント ご免ね
誰かに 分かって欲しかったんだ
でもね. 気付いたよ
自分を 大好きに 成れる方法.
他の 誰かじゃ きっと 駄目なんだ.
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私から 貴方への 最後のプレゼント
どんな愛の 言葉より
たった 一吹きの パフュームを 君に.
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幻影の中に
全てのボクの姿を
置いてきたのだね
そして それはもう二度と
戻りは しないのだね
そんなことばかりを 考えては
さっきまでの 大爆笑の渦の中に
隠れたがっている
君が 一寸法師ならば 良かった
そうしたら ボクは お椀と 一緒になって
君という名の海を
渡る事が 出来たのにね・・・
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また 落ちてゆく
貴方の柔らかな台詞(ことば)を感じた その後で
ずぅっと前から 知っていたかのような
ここは 奈落の底
誰もが 知っている
黄泉の国を見たくて イキテイル
生きるのが辛くなった瞬間には
黄泉の国の光が 黄色ではなかった事実(こと)を
思い起こすんだ
そうすれば 赤い太陽が微笑っていて。
このボクを 見下ろしたまま
嘲笑を 繰り返していて。
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