両陛下は午後1時半頃、北陸新幹線の特別列車で飯山駅(飯山市)に到着。駅前で市民ら約1000人の歓迎を受けられた。その後、唱歌「故郷(ふるさと)」や「朧(おぼろ)月夜」などの作詞で知られる国文学者、高野辰之の業績を紹介する記念館(中野市)を見学。長野市内のホテルで植樹祭のレセプションにも参加された、5日午前には、長野市で開かれる植樹祭の式典に臨まれる。
事件の舞台となった市中心部の天安門広場には、早朝から多くの観光客が訪れ、警察官が身分証や持ち物を厳しくチェック。抗議や追悼の呼びかけが行われることが多い繁華街の王府井や西単にも、普段より多数の警察官が陣取り、巡回を強めた。学生らの行動に理解を示して失脚した趙紫陽・元総書記の自宅周辺では、私服警官とみられる人物が通りに目を光らせていた。
事件の舞台となった市中心部の天安門広場には、早朝から多くの観光客が訪れ、警察官が身分証や持ち物を厳しくチェック。抗議や追悼の呼びかけが行われることが多い繁華街の王府井や西単にも、普段より多数の警察官が陣取り、巡回を強めた。学生らの行動に理解を示して失脚した趙紫陽・元総書記の自宅周辺では、私服警官とみられる人物が通りに目を光らせていた。
気象庁は4日、九州、中国、四国が梅雨入りしたとみられると発表した。熊本、大分の両県では相次ぐ地震で地盤が緩んでいる恐れがあるとして土砂災害への警戒を呼び掛けている
神奈川県大井町山田の復元里山「おおいゆめの里」で、ほぼ全てのヤマユリ約200株が盗掘されていたことが分かった、管理するボランティア団体の男性が26日に発見し、町が同日、松田署に被害届を出した。関係者は「今年は一本も見ることができない」とショックを受けている、ボランティア団体「ゆめの里育て隊」の瀬戸好夫さん(72)らが、細い農道沿いの斜面約200平方メートルで、自生していたヤマユリを少しずつ増やしてきた。夏になると1株に20~30個の花をつける様子が話題になり、近年は観光名所にもなりつつある、瀬戸さんが26日午前に現地を訪れた際、背丈約1・2メートルの茎が軒並み根元付近で切られ、球根が掘り起こされて持ち去られているのを発見した。茎の枯れ具合から、この2~3日前に盗まれたとみられる
【シンガポール=吉村英輝】カーター米国防長官は4日午前(日本時間同)、シンガポールで開催中のアジア安全保障会議(シャングリラ対話)で講演し、中国による南シナ海の軍事拠点化が、周辺国に脅威を与えていると名指しで批判した。さらに、中国が地域で「自らを孤立させる万里の長城」を築く結果になると警告し、国際社会による圧力を中国に示した、カーター氏は、南シナ海で中国と領有権を争うフィリピンから提訴を受けたオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所が近く示す判断が、中国や周辺国にとり、国際法にのっとった緊張緩和への「好機だ」とも指摘。中国に対し、裁判所の判断に反発せず、尊重するよう迫った、また、中国が「領海」と主張する人工島などから12カイリ(約22キロ)内に米艦艇を派遣する「航行の自由」作戦を継続するとし、航行や飛行の自由は誰にも保証されていると強調した、そのうえで、オバマ政権によるアジア重視政策は、米国内の党派を超えて維持されていくと述べ、最新鋭の潜水艦や爆撃機を展開していく方針を表明。数十年かけて築いた地域での米軍の能力に他国が追いつくには「数十年はかかる」と指摘し、存在感をアピールした。
安倍首相は3日、東京電力福島第一原発事故の影響で放射線量が高い帰還困難区域について、「どう復興していくか夏までに国の考えを示したい」と述べ、避難指示の一部解除など復興の進め方を示す考えを明らかにした。
視察先の福島県葛尾村で記者団に語った。
帰還困難区域は、原発が立地する大熊町、双葉町を含む7市町村にかかっており、避難指示の解除時期などは決まっていない。
首相はまた、放射線量が比較的低い居住制限、避難指示解除準備の両区域について、来年3月までに解除する方針も示した。
【ワシントン=加納宏幸】11月の米大統領選をにらみ、民主党の候補指名獲得が有力なヒラリー・クリントン前国務長官とオバマ米大統領が2日、共和党の指名を確定させた不動産王、ドナルド・トランプ氏の外交に関する見識に集中砲火を浴びせた。標的になったのは核武装容認発言などで、トランプ氏が珍しく防戦に回っている。クリントン氏は、今月7日に予備選が実施されるカリフォルニア州のサンディエゴで演説し、「トランプ氏は日本への軍事支援を取り消し、核兵器を持たせて北朝鮮と戦争をさせようとしている」と述べた。トランプ氏は、日本や韓国が米軍駐留費用の負担増に応じなければ撤収も視野に入れると主張。核・ミサイル開発を進める北朝鮮に対抗するための自主防衛を促し、「北朝鮮が核兵器を持っているのだから日本も持った方がいいということにならないか」などと、日韓の核武装を容認している。クリントン氏は米軍駐留に関して同盟国が応分の貢献をする必要があることには同調しつつも、自身とトランプ氏との違いは「強い同盟を守るか、切り捨てるかだ」と述べ、同盟重視の姿勢を明確にした。また、トランプ氏を大統領にすれば「歴史的な過ち」を犯すことになるとし、自らの適性を強調した。
安倍首相は4日午前、熊本地震で被害を受けた大分県を訪れた。
午後には熊本県も訪問する。地震発生から間もなく2か月が経過するのを前に、被災地の復興状況を確認するのが目的だ。
首相の被災地訪問は3回目。大分県では、別府市の鉄輪(かんなわ)温泉を視察し、温泉の蒸気を利用した「地獄蒸し」という方法で調理された卵などを試食した。続いて、土産物店が並ぶ別府駅前通りを歩いて回り、観光協会や商工会議所の関係者と意見交換した。
その後、首相は記者団に対し、「観光は大分の力だ。(観光業の復興を)国として全面的に応援していきたい」と語った。