hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

自民党の憲法論議?

2015-06-11 23:56:15 | 日記
砂川判決を持ち出したり、過去の自衛隊の合憲、違憲を話題にする。

当時の事情との違いには触れず、あの判決を基に集団的自衛権を云々することには無理があります。

アメリカから、日米安保条約を結ぶ為には、最高裁の合憲判決が必要だからとゴリ押しされて下された判決です。

あの的、安保条約が結ばれて今があると言うのも極論です。 日本の現代が最善の国家像であるという前提なら、安保条約も肯定されるでしょうが、アメリカにすがり付いて生き延びようとする国の在り方は問題だと感じる私には、アメリカの傘の下でボチの役目を続けるのは、独立した国ではないとしか思えません。

何事も都合よい部分や一面だけを取り上げて、自分達の主張を押し通したりゴリ押しする、姑息な論法は通用しないと知るべきです。

今の自民党の面々は揃って、この短絡的な手法で丸め込もうと必死ですが、集団的自衛権を合憲と言い張る連中は皆、この傾向にあります。

憲法に合致した部分も確かにあります。 ところが合致した部分だけを取り上げで、だから合憲だと言うのは、幼稚過ぎます。 物事には、色々な事情があり、事情によって結論は変わって来ます。

砂川判決の時期と今では状況が違います。 似た部分もあるから複雑ですが、少なくとも、アメリカからの圧力を乗り越えて結論を出すことです。

それ以外には、憲法を改正して対応するしかありません。 拡大解釈や解釈のねじ曲げや、その場を凌ぐ政策では、国の将来は決められません。

戦後の日本は、この螺曲げやゴリ押しで事無かれ主義を押し通して来ました。 能天気で、お人好しの日本人の風土が容認して来た結果です。

これが、今の日本が世界受け入れられない部分です。
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