今、平尾昌晃の遺産の件で問題になっていますが、メディアで専門家とか有識者とホザイている連中も愚か極まりませんね!
三男が、親の入籍を知らなかったのが不満らしいですが、結婚を知らすかどうかは当人の権限の範囲です。知らされなかったのは、知らす必要を感じなかったのでしょう!
役所という部署は表面的にはコンプライアンスとか法令遵守を謳いますが、それも形だけです。形だけの必要な書面が揃えば、受理します。
例えば委任状ですが、それが本物かなんて全く気にしません。受理する書面に形だけの書式が有れば受理します。
本来は、委任状で委任者が本来に委任したものかどうかの本人確認が必要なのですが、そんな手間の掛かることは、してられません。書面に明らかなミスさえ無ければ、受理するのです。
金融機関の手続きでも、基本的には本人確認しますが、全てが形式的で殆どが電話に依るものです。それも極めて杜撰な確認です。
法務局の登記手続きでも、基本的に必要な書面が揃っていれば受理します。平尾昌晃の場合も、形の上での書式にミスが無ければ受理しますから、株主総会が開かれたか?株主が本来に同意しているかなんて問題ではありません。
そうして一旦、受理されてしまった届け出は容易には、覆せません。結局、書面の中身を十分に確認もせず実印を押印してしまった人は、その責任を自分で負うのです。
だから、役所も法務局も裁判所も皆、自分達の責任を追求されないように対応することしか考えていません。そして、担当した役人によって対応の中身は、相当に異なります。
特に役所なんて、基本的な部分以外は内部での慣習的な取り決めで対応しています。だから、相手次第で対応が変わることが多いのです。大半の役所は、弁護士などの資格者には大変、柔軟ですね!
コンプライアンスも形だけ!法律も形だけというのが実情です。これが見掛け、見せ掛けだけを大切にする日本の本性です!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます