hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

社会の平準化作用。

2012-08-27 11:30:00 | 日記
 科学の中でもエネルギー保存の法則という理論がありますが。 地球上の現在の環境が保たれているのも、この原理の正しいことの証明とも言えます。

 気圧の高いところから低いところに空気が流れ、海に溜まった水が蒸発して雲になり雨を降らせて地球上の水が一定に保たれる。 現在、北極の氷河が溶けて問題視されていますが、これも陸地の水が乾燥した地下に浸し込み、表面上の水分が足りない分を補う形になっています。

 この砂漠化した陸地の増加の原因は、余り大きく知られていないのですが、長年に渡って、地下資源をエネルギーの原料として消費してきた後に、地上から水が浸り込んで来たという水分の不足にも影響されています。

 経済を見ても。市場の原理などは正に、この平準化という作用のままに動いておます。 何が言いたいかと言えば、今。起きている富や利益のバランスの問題です。

 気圧の差が広がり過ぎれば、台風が発生します。大雨も降ります。 日本の社会も、この拡がりが大きくなり過ぎています。 政治でも国益、領土と騒いでいますが、世界から見れば、こちらの利益はあちらの損害。どこかが大きく利益を上げれば、どこかが大きく損害を蒙る。

 国益、国益と建前では体裁の良い言い様ですが、結果、エゴの正当化に繋がっていることが多いのです。 正面から向き合って、互いの幸せの為に努力をするという姿勢が、我が国の政府にも国民にも不足しています。

 口先で体裁の良いことを並べる術ばかり優秀な政府ですが、1億2800万人を率いる先導者の才覚は全くありません。 目先だけの行き当たりばったりの政治では、国の平和は守れません。 原発、基地、領土、予算全てに理念が不足しています。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿