更新が滞り、すみません。 毎日必死で糸紡ぎをしているもので。
秋色っぽいマフラーも織ってみた。 でも、もうすぐ冬!?
2本取りにした部分もあって(太い糸の代用だ)、
いままでの透け透けマフラーよりは透け感が少ない。
でも、透けた部分を作って、コントラストを出したかったので、
やっぱり模紗織も入れた。
単純でのっぺりしていて大味な作品が嫌いだ。
でも、ごちゃごちゃしていてまとまりのない作品もいやだ。
手作りするのだから、そうならないように、といつも気をつけているつもり。
で、左側の黒っぽいマフラーのアップ。
緯糸 (よこいと) の白っぽく見える、細い生成りの糸は、レーヨン入りのリネン糸。
さらりとした手触り、落ち感が加わる。
いつもマフラーを織って思うことなのだが、
織っていてちょうどいいと思うコントラストは、
出来上がってみると、えてして弱めのような気がする。
近眼視しているからか?
織っていて、ちょっとコントラストがきついかな、くらいが
織りあがって水通しして全体を見たときには、ちょうどいいような気がする。
と念頭において織ったのがこれ。
着こなしのアクセントに巻くのがマフラーなら、
少し派手目でもいいでしょう!?
一番上の写真の、右側の少し白っぽいマフラーのアップがこれ。
網のようになって透けている部分が模紗織り。
模紗織りの部分ではなく、透けていない茶色っぽい部分は平織り。
そこの緯糸の、太めの生成り糸は、シルクネップ入りのリネン糸。
少し毛羽立って、秋冬にはいい感じだ。
もう1本はこれ。
そのアップ。
これは、模紗織りの部分にシルクネップ入りのリネン糸を入れた。
緯糸に、アクセントに赤やオレンジ、金茶を入れたけれど、分かるかしら?
幅約20cm×長さ約170cm 1本4,000円、いかがでしょう?
クリックよろしく→
おまけ。 11月15日撮影。 だいぶん前だなぁ。
昨日、ドバイ、ムンバイ、デリー出張から帰って参りました。UAEもインドも初めての訪問でした。
UAEのSFに出てきそうな街並みのすごさに圧倒された直後、インドの戦後直後の日本のような街並みのスゴさにビビりまくってきました。
ところで、マフラーの写真が、なんだかUAEやインドで現地の人が頭に巻いているような布に似ているような感じです。(なんて言ったら怒られれる?)
クラフトフェアなどなら経費を差し引いただけだけど
ギャラリーなどに置くときのこと考えると・・
もっと自信持ってください~
インドの染織、すごいですからねぇ。
似ているといわれたら、光栄なのかも!?
うーん、そうは思うんですけれどねぇ。
わたしのメインは木綿のシャツ地、手紡ぎ綿のつもりなので、
なんというか、リネンのマフラーはちょっと気楽に織っているんですよ。
自分で糸を染めていないし。
それに、ちっとも売れていかないと面白くないので、
まあ、こういうお値段で…。