10月15日(金)~17日(日)に、群馬県川場村にある道の駅、田園プラザかわば というところで
第3回 川場アートandクラフト というクラフト展が行われた。
このクラフト展の特徴は、出展者がみな県内の方たち、ということだ。
日本各地、毎週のようにどこかでクラフト展が行われているのだが、
一体いつ作るの?と思いたくなるくらい、毎週毎週ボヘミアンのように日本中を旅して
どこかのクラフト展に出店している人たちがいる。
そのように慣れまくってすれちゃってるようなのとは、ひと味違うんです。
(いや、そのような方たちが必ずしもすれた感じな方々というわけではないですよ。)
主催者側が知っている人たちばかりなので、和やかなムードがよい。
ちなみに主催者は夫の参加している群馬県ウッドクラフト作家協会。
初日はウィークデーで子供たちは学校なので、夫にマフラーだけ持って行ってもらって、
わたしは家で最後の仕上げに涙していた。
そのことをどこにもアップしていなかったせいで、tea time さんには無駄足を踏ませてしまった。
すみませんでした。
初日は仕舞い際に雨が降ってきて大変だったらしいが、
2日目以降はいい天気だった。
風もなく、暑くもなく寒くもなく、クラフト展がいつもこんな天気だったらいいのに、
と思いたくなるような、絶好のクラフト展日和だった。
田園プラザかわば は、とにかくたくさん人の集まるところだ。
農産物直売所では新鮮な野菜がいっぱい出ていて、
歩いているお客さんは皆、ネギやキャベツや白菜やリンゴを下げている、ような印象をうける。
ソフトクリームを食べながら歩いていたり、
ハム・ソーセージの鉄板焼き盛り合わせ (山賊焼きという名で売られている) と地ビールで
いい気分になっている人がいたり、
子供たちは大きい滑り台や遊具で遊びまわっているし、楽しそうだ。
車椅子の人がたくさん来ているようにも見えた。
つまり、クラフト展がなくても人が集まる場所なのだ。
最終日には大道芸やらの見世物もいくつか出たし、
そのような中で、ちょっと値の張る手作りマフラーや手織りシャツが
売れるだろうか?
なんだか催事の後は毎回、どうしてわたしの物は売れないのか?の言い訳ばかり
しているような気がする。
ちょっと気の利いたお土産みたいなものが、こういうところでは一番の売れ筋なんじゃなかろうか?
いえ、愚痴ばかりではないぞ、少しだけ策はあります、いつかアップできれば、と思ってます。
お焼きを買ったり菓子パンを買ったり野菜やリンゴを買ったり、
売れた金額より出て行ったほうが多いんじゃなかろうか?
という有様だったのだが、
紡ぎのももんがさんが来てくださったり、なんと3日目にも tea time さんが来てくださったり、
出店者の、工房器々で絹糸を引くところからする夏田つる子さんと
お客さんが少ない分たっぷりお話しすることができた。
相手を選ばないとなかなか話せないような本音トークができて、
すっごくすっきりした。
ええ、めげずにがんばりますとも! (がんばる不純な動機もできたし。)
台の上はこんな感じだった。 手はどなたかお客さん。
以前、群馬の森クラフトフェアでも一緒に出店していたはずだが、
あのときは忙しく、あんまり印象に残っていなかった。
だが、今回かなりクラクラ来てしまったのが TAIGA GLASS さん。
うー、マフラーが売れたらこれ欲しい、売れなくてもマフラーと物々交換しましょーよー、という
素敵なものがあったが、
マフラーが売れたときにはもうその素敵なものもなくなってしまっていた。 くう。
(ほらちゃんと、高くても売れるものは売れる。)
こんなことって、とっても珍しいのだ!
わたしの座右の銘が 用の美 だ。
だいたいずぼらなので、棚の上などに飾るものは、みんな埃まみれになってしまう。
(家で糸紡ぎしてたら、なおのこと。)
あれもこれも欲しくならないように、雑貨は要らん!と自分で自分に言い聞かせているわけだ。
だもんで、自分が作るのも使えるものばかりに限定している。
ちゃんと使えて使い心地もよくてそして美しいもの、使う人を引き立てる美しいもの。
そういうものを目指している。
そんなわたしがだよ、いっちゃなんだが何の役にも立たない1万円もするガラス球(!)を
欲しくて欲しくて仕方がなくなってしまうなんて!!
使えりゃいいってもんじゃないんだ、改めて認識した。
きれいなんですぅ。 じっと覗き込んだら、もう、宇宙に吸い込まれちゃうようだ。
この唯一無二の美しいものをほいほいコレクションできるように、
そこまで欲をかかなくとも、せめて1万円くらいのものを一個買えるくらい、
何とかわたしのマフラーやシャツが売れるように努力しよう。
オー!!
このクラフト展に間に合うように作っていた新作マフラーは、またいずれアップします。
クリックよろしく!→
たくさん話せて、楽しかったです。
布、切れませんか。
シャツを作るために布を織ってんだから、布を切らなきゃダメでしょう!?
といいつつ、やっぱり裁断がいっちばん嫌いですよ。
もう取り返しが付かないもんだから。
裁断が終われば、もうあとは縫うしかない。
諦めて手が動きます。
ももんがさんと話していたら、
本当に編み物がしたくて仕方がなくなってきました。
やっぱり、フェアアイルとか、全面編みこみのセーターとか…。
あの青い糸を経糸に使えるかどうか?
うーん、ちょっときびしいかも。
毛羽が長いので、隣の糸と絡まって、
そうこうが開かなくなりそうな気がします。
入れるんであれば、きつく糊をつければいいんだと思います。
変則チェック、って、一体どういう感じをイメージしてます?
あのイチゴミルク糸ともけもけの青、
頭の中で組み合わせても楽しくなります。
織ってみるのが楽しみになってきました!
織りと編みのアプローチの仕方は違えど、糸に対する気持ちが同じで、楽しく作品を拝見しました。
私にはやっぱり布を切ると言うことが出来ないということも思い知らされましたよー。
洋裁をしますが、本当にハサミを入れるまで悩むんですよねえ。自分で織った布なら、更にハサミを入れられないと思うなあ。。。
編み物の様に、立体にカーブを付けれて、何度でも編み直しが利く方が、私には合っているようです。
あ、お渡しした糸ですが、所々縦糸に入れられそうでしょうか??あれは無理そうですよね。。。もけもけだし。。
変則チェックっぽく入ると可愛いかしらと思ったんですけど、、、、
まあ、これからこれからですよね!
縦糸が切れないことを切に祈ります。。って太いから平気かしら??