トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その7(マヤ1 ハイナ) よりつづく
パレンケはマヤの西部に位置する。その1(オルメカ) でアップした地図ではマヤが緑色に塗られているのだが、記されている地名のうち大きめの文字の中では一番西に書かれている。ユカタン半島のつけ根くらい。
遺跡ときどき猫 パレンケ によると、パレンケにはいくつも建造物がある。
パレンケといえばパカル王墓が有名なんだそうだ。そのパカル王とみられる男性頭像(レプリカ)👆 やはり鼻梁が高い。眉間をつきぬけている。
パカル王が12歳で即位したときのマスクや 翡翠製の葬送用仮面を 遺跡ときどき猫 パカル王墓とパレンケの歴史 で見ることが出来る。
パカル王の顔って、なんか知り合いに似てるんだよなあ。
キャプション。ブレブレの写真で、本当にすみません。
トウモロコシ神の似せた頭、といえば、その7(マヤ ハイナ)の貴婦人の土偶もそういう記述がキャプションにあったな。頭上で髪がくるりとしている土偶です。この像なら、たて筋がならんでいるのがトウモロコシの皮に見えなくもないな。
パカル王の翡翠のマスクを日本に持ってくることはかなわなかった。まあ仕方がないな。なぜならマヤで初めて見つかった未盗掘の王墓だし、パカル王の翡翠のマスクは1985年に一度盗難にあっているし。
しかしパカル王に準ずるレベルの赤の女王のマスク等一式が、今回 展示されている。
大きな胸飾りが目を惹く。
頭飾り。これは主にヒスイ輝石で作られている。渦巻状の目が不思議だ。キャプションによると、わし鼻が特徴の雨神チャフクだそうだ。これで5柱目。
マスク。翡翠ではなく孔雀石製。耳飾りは円盤状だがさほど大きくなく、中心を棒が貫いている。
先ほどリンクを貼った 遺跡ときどき猫 パカル王墓とパレンケの歴史 にパカル王の翡翠のマスクがアップされているが、平たくて四角い耳飾りの中心から飛び出している棒はさらに長い。
左腰横に小さいマスク。これは主に緑玉髄。緑の石といっても翡翠のほかに孔雀石や緑玉髄も使われるのだな。
遺跡探訪 緑の葬送面 マヤ特別展 「聖なる王の素顔」 にはマヤの翡翠のマスクがいくつもアップされている。
葬送面のほかに腰飾りや胸飾りの翡翠の面もいくつもある。
足側から見た全体像。パカル王墓同様、辰砂をたっぷり使われた赤さを再現している展示だ。赤と緑の反対色が非日常の印象を強く与える。
キャプション、全体図。これでもかと石を飾りつける。重そうだ。生前つかわれたかも、というものも多い。
キャプション、向かって左。
キャプション、向かって右。
王の遺体に翡翠、といえば、中国の金縷玉衣を思い出した。
金縷玉衣 は全身を覆うし のっぺらぼうだからさほど似ていないけど。
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その9(マヤ3 パレンケ2) へつづく
パレンケはマヤの西部に位置する。その1(オルメカ) でアップした地図ではマヤが緑色に塗られているのだが、記されている地名のうち大きめの文字の中では一番西に書かれている。ユカタン半島のつけ根くらい。
遺跡ときどき猫 パレンケ によると、パレンケにはいくつも建造物がある。
パレンケといえばパカル王墓が有名なんだそうだ。そのパカル王とみられる男性頭像(レプリカ)👆 やはり鼻梁が高い。眉間をつきぬけている。
パカル王が12歳で即位したときのマスクや 翡翠製の葬送用仮面を 遺跡ときどき猫 パカル王墓とパレンケの歴史 で見ることが出来る。
パカル王の顔って、なんか知り合いに似てるんだよなあ。
キャプション。ブレブレの写真で、本当にすみません。
トウモロコシ神の似せた頭、といえば、その7(マヤ ハイナ)の貴婦人の土偶もそういう記述がキャプションにあったな。頭上で髪がくるりとしている土偶です。この像なら、たて筋がならんでいるのがトウモロコシの皮に見えなくもないな。
パカル王の翡翠のマスクを日本に持ってくることはかなわなかった。まあ仕方がないな。なぜならマヤで初めて見つかった未盗掘の王墓だし、パカル王の翡翠のマスクは1985年に一度盗難にあっているし。
しかしパカル王に準ずるレベルの赤の女王のマスク等一式が、今回 展示されている。
大きな胸飾りが目を惹く。
頭飾り。これは主にヒスイ輝石で作られている。渦巻状の目が不思議だ。キャプションによると、わし鼻が特徴の雨神チャフクだそうだ。これで5柱目。
マスク。翡翠ではなく孔雀石製。耳飾りは円盤状だがさほど大きくなく、中心を棒が貫いている。
先ほどリンクを貼った 遺跡ときどき猫 パカル王墓とパレンケの歴史 にパカル王の翡翠のマスクがアップされているが、平たくて四角い耳飾りの中心から飛び出している棒はさらに長い。
左腰横に小さいマスク。これは主に緑玉髄。緑の石といっても翡翠のほかに孔雀石や緑玉髄も使われるのだな。
遺跡探訪 緑の葬送面 マヤ特別展 「聖なる王の素顔」 にはマヤの翡翠のマスクがいくつもアップされている。
葬送面のほかに腰飾りや胸飾りの翡翠の面もいくつもある。
足側から見た全体像。パカル王墓同様、辰砂をたっぷり使われた赤さを再現している展示だ。赤と緑の反対色が非日常の印象を強く与える。
キャプション、全体図。これでもかと石を飾りつける。重そうだ。生前つかわれたかも、というものも多い。
キャプション、向かって左。
キャプション、向かって右。
王の遺体に翡翠、といえば、中国の金縷玉衣を思い出した。
金縷玉衣 は全身を覆うし のっぺらぼうだからさほど似ていないけど。
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その9(マヤ3 パレンケ2) へつづく
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます