普段はなるべく親バカはやらないようにと心がけているのだが、
これは本当に凄い! アップせねば!! と思った次第。
残り二人もちょうど出したところだし。(月桂樹の葉干しとカナヘビ。)
いま、日本の折り紙界にはスーパースターがいる。
テレビチャンピオンで華麗な技を披露した、神谷哲史さん だ。
彼の本 (神谷哲史作品集) を買ってやったら、子供がエンシェントドラゴンを折った。
ちょうど春休みで時間が取れたようで、じっくり折っていた。
4時間以上かかっていた。
80cm以上ある紙だ。
手順だけで23ページ、274もある。
すごいよ!!
この作品にチャレンジするのは3回目なんだそうだ。
へろへろな包装紙でしゃんとしなかったり、画用紙だと分厚すぎたり、
なかなかうまく行かなかったんだそうだ。
この子供は、能力にすごくムラがある、というか、
すごく秀でている能力もあれば、すごく劣っている能力もあるタイプで、
この折り紙の能力がこの子の最も秀でている部分だ。
あんまり実生活には役立たないんだけれどね。
こんなに器用に折れるのに、どうして洗濯物はちゃんと畳めないんだ!?等々。
何しろ字が読めるようになる前から、John Montroll さんの本をみて折っていたからなあ。
あ、読めないから日本語も英語も関係ないか。
彼の本は図が正確なので、折りやすいし。
この子の名誉のためにいっておくが、小学生です!
3回目のチャレンジ、完成まで4時間!
自分にはこんな粘り強さはないので、素直に尊敬します。さすがは職人夫婦の子供。
もしこれが自分の子供だったら、感激して泣いちゃうかも(笑)。
こういうちょっと変わったところで秀でているコドモ
って大好き。でこぼこしててもいいじゃないですか~。このままスクスクと育って欲しいですね。
いやあ、こういうレスは素直に嬉しいです。
でこぼこした才能の子って、何かと心配でねえ。
よくいえば個性的っていうか。
以前挑戦したことがあって、あっさりギブアップしましたから・・・。
折紙って、折り方図を見ればできるってもんじゃないんですよね~。難しいものは完成図を元にかなり集中して考えないと太刀打ちできません。だからこれができちゃうのは本当に尊敬です。しかも小学生で!
そのうちTVチャンピオンにでる日が来るかも(笑)? ぜひその才能を伸ばしてあげて下さい。楽しみにしてます♪