
小諸に行ったのは4月上旬だったので、桜は残念なことにまだつぼみでした。
例年、4月20日以降に満開なので、早いのは知っていましたが、懐古園にも立ち寄ってみました。
天下分目の決戦「関ヶ原」に向かう、東軍の軍勢3万8千を率いて徳川秀忠が中山道を進んだ。碓氷峠を越え信州に入り、城主・仙石秀久は、秀忠を小諸城の二の丸に本陣を構えお迎え。
二の丸からは、北西に西軍の真田昌幸・幸村の居城・上田城方面を見渡す場所。
秀忠は、上田城開城を迫ったがのらりくらりと返事を先延ばしする真田昌幸に激怒、上田城攻略を命じるも、上田城に籠城する真田軍わずか3千5百の兵力に翻弄され決着がつかず、小諸城内にあった海応院の住職が仲立ちし真田と和睦。
この上田合戦で小諸に10日間の足止めさ、秀忠軍は「関ヶ原」の決戦に遅れてしまった。
桜はまだつぼみでしたが、満開のときは石垣とのコラボが素晴らしそうです。
石垣の美。
建物も好きですが、石垣も哀愁を誘います。
小諸城は城下町より低い位置に城を築いた「穴城」は全国でも珍しい城。
現在の「三の門」に掲げられた扁額は徳川宗家16代当主・徳川家達の筆によるもの。
明治の文豪・島崎藤村をはじめ、若山牧水、高濱虚子、臼田亜浪のゆかりの地で、小林亜星さんや、永六輔さんが疎開をしていたそうです。
小諸城址公園内の至るところに、歌碑がある理由です。
懐古神社が置かれたことから、懐古園と呼ばれています。
懐古園の入り口にも蒸気機関車が飾れていました。
小諸駅から見た風景。
しなの鉄道だけでなく、小海線もあります。
入園料は園内散策は300円、施設見学もできるものは500円となっています。
【利用案内】
入園料500円 小中学生200円
藤村記念館、小山敬三美術館、郷土博物館、徴古館、動物園、小諸義塾記念館
散策券300円 小中学生100円
園内散策、動物園
【開園日時】
3月中旬~11月末まで無休開園
AM8:30~PM5:00
【休園日】
12月~3月中旬まで毎週水曜日
年末年始(12月29日~1月3日)
遊園地休園日(12月1日~3月中旬)
【所在地】
〒384-0804 長野県小諸市丁311 懐古園
小諸市懐古園事務所
TEL 0267-22-0296 FAX 0267-25-0296
【交通】
小諸駅より東西自由通路を渡りすぐ
地元の方の散策タイムは無料開放なのかもしれませんね。
素敵な公園になっていますが、桜が満開だったらどれだけ綺麗だろう??来年は懐古園の桜の季節に行ってみたいです。(^^)