風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

いい加減

2023年10月10日 | 詩吟
地域センター祭に出演のため、急遽編成した女性三人の律詩の連合吟の練習が
1日に始まりました。
私は、日頃6本のところを、7本に上げなくてはなりません。
そして、私のパートの出だしは、六の頭高の発声、そして、尾聯の合吟部分には、八の高さがあります。
この困難な吟詠をすることを体に言い聞かせながら、私にとっての
いい加減」を探りながら練習をします。

センター祭にお越しの観客の心を動かす吟詠は如何なるものなのかなぁと。

さらに、楚々とした声の2人の仲間とのバランスも考える。
少ない練習回数で、その、ちょうど良い加減は見つけられるかな?

とりあえず、今日の練習は、伴奏を流して三人のつなぎと、シンプルに詠う
事を目標を決め、それに対ては、まずまずだったかな。

いつも目いっぱいの吟詠をする私が、はじめて加減を考えている。
促成とはいえせっかく出来たチームなのだから、満足のいく吟詠をしたい。
さようならば、されど、、、、、


次の顔合わせは、10日です。
それまでは、一人練習です。胸を開いて、良く響かせること。
いつもより高い音の吟詠に、体を固くしないこと。
どんなに状況が変わっても、気を付けることは同じ。


そして、その10日が来ました。
午前中に声を出していたので、声のコントロールが出来ると高をくくって
いましたが、思うようにいかないものです。
今回この機会を頂いたことで、苦手にも楽しく挑戦しています。
あと2回の練習の内1回は、出席できそうもないので、その時に出入り手順も
しっかりと覚えておきたいのですが。
最後の仕上げにでられなかったときは、ちゃんと頭に入っている人に当日は
指示出しをして頂きたいと、お願いをしておきました。
 
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ウグイス吟詠

2023年10月08日 | 詩吟
新横浜ラポールへは、新線が開通乗り入れとなったおかげで、乗り換えが
1回でよくなり、しかも座って行けるとあって、とても楽になりました。
新横浜駅の地下ホームから地上に出るまでの最短のコースも、覚えました。

10月6日はウグイス吟詠定例会、10月8日の今日は、「ラポールの日」です。
ラポール施設内のサークルの参加型の紹介祭りとでもいう様相です。
今回、ウグイス吟詠は、初参加です。

隣の部屋のボッチャの会場は、盛況で引きも切らぬ人の波で、楽し気な声も
きこえてきます。
一方、ウグイス吟詠への参加を知り合いに勧めてくださったのですが、敷居が
高いと言って敬遠される方が多いと聞きました。
それで、生の詩吟の声を開け放したドアから漏れ聞いていただこうと、
それぞれの吟詠の課題練習をしました。

そのおかげで、都都逸入りの吟詠を初めて聞かせていただきました。
指方先生所属の流派は、五行詩にも積極的ににとりくんでいるし、
童謡や歌との組み合わせの吟詠もあり、その為の伴奏曲も備えています。
漢詩のみの堅苦しさがないように思います。
指方先生の好きな金子みすずもそうです。
関吟流しかしらない私としては、異分野の吟詠に、目を丸くしてその行動を
見守っています。
週末にある日本吟道学院の発表会とラポールの芸術劇場の吟詠の練習を楽しみました。
「自然に生詩吟をお聞かせする」うん、それっていい詩吟紹介だねと仲間内で言い合う。

終了間近に親子で参加して下さる方が居て、大歓迎でした。
のりのりで、「あめんぼあかいな」を一行ずつ読み合って、上手上手と
手をたたき、「富士山」の吟詠を聞いてもらいました。
そこで、時間切れ、大いに盛り上がり、お客さん到来を喜びあいました。

アメンボのプリントを見ているお子さんの先に指方先生のいるアングルで
後姿の写真を撮らせていただきました。(お母様とは、公開はしないとの
約束です。)

ゆっくりと時間が過ぎたおかげで、いつもはできない会話もありました。
そこから、次回は、「失語症の会」へのお誘いもありました。
かつて教室を作る時から気になっていた分野のお誘いに、あの頃だったら、
二つ返事でお受けしたことですが、今では、先ず、一回お尋ねして様子を
見せて頂いてからと慎重になっています。

横浜は、決して近い距離ではありませんから、せっかく得たきっかけに反応
したのは、何故だったのだろうと思い返してみました。
捨てきれない興味と感心と関心なのでしょう。

自分の地元では、なかなかきっかけがないので、ご縁の有ったかの地で、
何かが起こるかもしれません。
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