風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

顎の位置と肩甲骨

2023年10月27日 | 体を整える
肩甲骨廻しを習いました。
詩吟体操で肩甲骨を中に寄せる動きをしているとは言え、どの程度の
効果をあげているのか、先生はどのように受け止めているのかは、
お聞きしたことはありません。
先ず、その体操の一部始終を、耳と体の感受性を尖らせて一つも逃さ
ないぞと懸命に受け取りました。
先生が、手を添えて動き方をあれこれと指示して下さるので、その動
きの意味までも体にしみこむ感じがします。

肩甲骨回りの塊が取れて緩んでくると首が楽になりました。
あぁ、こんな風につながっているのねと、一つを改善すると二つ目
三つ目と連動して心地よくなるものだと、またしても感じました。

そして、最後に、顎の位置を直されました。
最近、後頭部と首の凝りが気になっていました。
その事は先生は、伸びやかな声を出すには正さねばならないことは
先刻ご承知だったようで、おそらく、今日の肩甲骨まわしでその周辺
が改善され受け取る準備が出来たと判断されたのかなと思います。
先生が両顎に添えた手の角度を示す動きはごくわずかです。
それでも、後頭部へのつながりが、ほんのちょっとでもこだわりを
産むか産まないかの大きな分かれ目となっているのを感じました。

ほんの少し角度を変えるだけで、喉が開き、頭から腰へと繋がって、
繋がるからこそしっかり支えることが出来る。
そして、丹田へと降りてくる感覚を容易に受け取ることが出来ました。

顎の角度一つで、無駄な力がかけることが無くなり、強張りを産む
ことなく伸びやかな声が出せそうでした。
帰りに一人カラオケに行ってその動きを確かめ声を出し期待通りに
詠えるかどうか確かめるのが、ほんとうに待ち遠しかった。
そして、その角度を先生の手が無くても再現できるかどうか、
心配でした。

コメント