風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

山田先生

2015年11月06日 | 体を整える
今は、冬に向かって体が変化する時期です。この時期は、いろいろな不都合が起きてくるものらしい。

体調が最悪の時は、その変化を感じ取ることができていなかったようです。

此の処、かなり整ってきたので、ちょっとした変化(悪い方への)をキャッチできるようになっています。
具合の悪いところを見つけると、せっかく調子が上向きになってきたのに、後戻りをしているのではと、不安になったりするのですが、定期的に山田先生の施術を受け、助言を受けるにつれて、季節的に誰にも起こりうることと知り、それに対処する方法を伝授くださり、まず、安心をし、その方法を実践して、なるほどと安堵します。
その方式とは、今も、切磋琢磨なさっている井本整体 によって、助言を下さる。         http://www.imoto-seitai.com/

また、施術だけではなく、考え込みすぎたり、悩んだりするとすぐに体のどこかに違和感がおこり、先生はそれをすぐにキャッチして、どうしたのかなぁ?と心配してくださっている。

先生から、「どうしましたか」とは、お尋ねにならないけれど、施術の時、「気」が通じ合うことがある。その時は、ある体のサインが起こるのだそうです。
今日は、その秘密を教えていただきました。
そんな時は、問題点に対する興味や質問がおこるのかしら、それとも、すでに、気が通じた時に解決したのだけれど、私は、お話がしたくなって、会話をするうちに、なんとなく解決モードが産まれてきて、スイッと軽くなってきます。

今日は、特に、頭蓋骨に問題点があり、そのことに対する日頃の自助と気持ちの持ち方について、お話をしてくださった。
そして、そこから、楽しい会話が始まって盛り上がり、さらに、快適になってくる。

質疑応答という形ではなく、自然に会話が流れていくという感じです。
この、やり取りが、いつも、気持ちの切り替えを起こして、体調が上向きになってきます。

前回の施術の後、はじめて詩吟教室へ向かいました。
今日は、まっすぐ帰った自宅で、詩吟を久しぶりにやりたくなりました。
その二度とも、声が出る、溢れるという感じで、いつもと同じように発声しているのに、疲れを感じないで、律詩も息切れなくして、何回も何回も吟じることができました。

心身がほぐれると、不要に体に力が入らなくて、支えるところはきっちりと支えてくれるから、このように、快適な吟詠ができるのだなぁ。

吟詠をする前に、心身のほぐしを行い、発声練習で、喉を温める十分な準備ができたら、一世一代の吟詠ができるはずだね。

プロの歌手が、何時間もかけて体と喉を温め調整しているのだから、素人ならもっと時間をかけねばね。体の調整をして、いざ!とその時に臨むことができれば、最大の力を発揮できるかもしれない。そんな地味なメンテナンスに時間をかけるのは、プロだからかもしれないけれど。
素人は、枠外?

楽器の調整を念入りにする、サーファーやスキーヤーが板の調整を時間をかける、大工が道具を研ぐ、、、
でもその前に、体の軸が決まっていなければ、道具の調整もうまくはないのではないかなぁ。

声を出す人は、体以外の道具を調整する手間が一つ少ないわけです。
道具を調整する必要のある人は、その作業をしながら、自分を見つめる時間があり、それをしながら、土台を固めているのではないだろうか。

詩吟をする人には、よほどそのことに対して気付きがなければ、いきなり声を出してしまうことになる。
できる限りの手当をしたうえで、吟詠をする経験がなければ、苦労しなくても程々の声の出る人は、いつまでもそのことに気づくことがない。
体の管理を心を込めて、調整することは、必至のことなんだよ~。

でもねぇ、練習の前に、自分で、楽器としての体の準備をしてくる人は、まずいないねぇ。それに、練習の前に十分な発声練習をするのは、江戸川詩吟道場くらいかなぁ。

オルティンドーの先生は、練習に来る前に30分は発声練習をしていらっしゃいとおっしゃいました。

整体のすぐ後に吟詠をするということを二度続けて経験して、かなりの好感触を得たことをみて、もっと、もっと、良い体を作ることを習い、もっとよく知らねばと思う。
もっと楽に、もっと良い声が出る。なにより、自分の気持ちの充実が、得られる。
他と比べることによって得られる充実感とは、また格別のものがあるよ。

頼りは、山田先生。とても頼りになる先生、これからも、よろしくご指導をお願いいたします。

心と体と良き師に恵まれて、ありがたいと思います。




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